-
人生に退屈した天才画家と、余命宣告された少女。二人の出会いが、色を失った世界に光を灯す物語。
類まれな画才を持ちながら、情熱も目標もなく日々を過ごす青年、浦瀬ウララ。彼の前に現れたのは、末期がんに侵された女子高生アカリ。彼女の「もう見ることのできない世界の絵を描いてほしい」という願い。その言葉が、ウララの止まっていた時間を動かし始める。アカリのために描く一枚一枚の絵。それは、自らの才能と人生に向き合う行為でもあった。残された時間の中、彼が描き出す最後の絵とは。
ネット上の声
- 久々に「やっぱり邦画さいこー!」て思えた
- すがすがしい気分
- すがすがしい気分
- いつだって前を向く勇気もあの頃の気持ちも生きるということも、全てを思い出させてく
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督原桂之介
- 主演小関裕太
-
2011年、アメリカ・カリフォルニア。臨月間近の妊婦が、父の危篤をきっかけに、風変わりな隣人たちと奇妙な共同生活を始めるヒューマンコメディ。
アメリカ・カリフォルニア州の小さなアパートで、恋人と二人で暮らすミツコ。彼女は出産を目前に控えた妊婦。そんなある日、日本にいる父が倒れたとの知らせが届く。恋人は仕事で日本へ行けず、ミツコは一人で帰国することに。しかし、心細さからか、彼女はアパートの風変わりな隣人たちに「一緒に来てほしい」と頼み込んでしまう。かくして、文化も価値観もバラバラな面々との、奇妙でドタバタな日本への里帰りが始まった。父との確執、予期せぬトラブル、そして刻一刻と迫る出産。ミツコは無事に赤ちゃんを産み、バラバラになった家族の絆を取り戻すことができるのか。予測不能な展開が待ち受ける、ハートフルな物語。
ネット上の声
- いきなり主要人物が集合してどうにも嚙み合わない会話を応酬する
- ミツコ感覚 間違いなく 新感覚
- 泥沼劇を包み込む不思議なムード
- ふしぎとおもしろい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督山内ケンジ
- 主演初音映莉子
-
東京下町の一角で印刷屋を営みながら平穏な日常を送っていた小林家に、流れ者の男・加川が突然訪れ、そのまま居座ってしまう。突然の来訪者に翻弄される家族の姿をユーモラスに描き、第23回東京国際映画祭・日本映画「ある視点」部門を受賞した。キム・ギドク監督の「絶対の愛」にも出演した杉野希妃ほか、山内健司ら平田オリザ率いる青年団所属俳優が出演。
ネット上の声
- 若く美しい後妻の秘密を握った男は・・・。
- 映画を見ただけでは“わからないもの”
- 尻つぼみしなければ大変な作品だ
- 閉鎖的な日本社会への批判か
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督深田晃司
- 主演山内健司
-
社会運動が高揚していた 1970 年代の日本、新左翼過激派集団「東アジア反日武装戦線“さそり”」のメンバーであった桐島聡。若き桐島は重要指名手配犯とされ、いつ逮捕されるかわからない緊張感の中、逃亡を続けていた。生活を繋ぐため日雇い仕事を転々とし、数十年前からは「内田洋」という偽名を使い、神奈川県藤沢市内の工務店で住み込みの仕事に就くようになる。1960〜1970 年代のブルースやロックを好み、月に一度、音楽好きが集まる藤沢市内のライブバーに足を運んでいた。趣味を楽しむ一面があったものの、かつての仲間たちの存在が常に脳裏に影を落としていた。メンバーの獄中闘争、超法規措置により国外に出る仲間たち、自ら命を絶った者――。桐島はそうした仲間たちの姿を思い浮かべながら、日本社会の欺瞞や凋落を孤独に見つめ続けていた。2024 年、70 歳となった桐島は末期がんと診断され、病院のベッドで生死の狭間を彷徨う。薄れる意識の中で浮かんでくるのは、東アジア反日武装戦線としての活動、仲間と逃亡を続けていた当時の記憶。彼が生涯を賭けて追い求めたものは何だったのか。半世紀にわたる逃亡生活の果てに、彼は何を得ようとしたのか。死の間際に「私は桐島聡です」と名乗り出て何を表現しようとしたのか。足立正生監督が自らの半生と重ね合わせながら、桐島の苦悩と決意を描き出す。
ネット上の声
- 死人に口なし
- 当時の爆破事件のことなどはよく知らないけど、長年逃走してた「桐島聡」が名乗り出た
- コミカル要素が強すぎる気がして、見たいところの邪魔になってる気がして、ちょっと見
- 俳優陣も良く、1人の犯罪者の終わり方としても表現としては悪いがドラマティックでい
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督足立正生
- 主演古舘寛治
-
「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」の小谷忠典監督が、武蔵野大学・武蔵野文学館協力のもと、作家・黒井千次の短編集をもとにモノクロ映像で撮りあげた長編劇映画。小雨の降る秋の日に、寺の境内を歩く女子大生ひな子。毎年、母の命日には父と墓参りに来ていたが、今年はひとりきりだった。母の墓前に立ったひな子は、そこに一輪のコスモスの花が供えられていることに気づく。母が亡くなってから17年、祖父母も既に他界しており、これまで他人の影を感じることはなかったため不審に思うひな子。やがて携帯電話が鳴り、電話の向こうで父・圭一は飛行機が欠航して墓参りに来られないことを彼女に告げる。武蔵野大学在学中に抜てきされた渡邊雛子が映画初出演にして主演を務め、渡辺真起子、古舘寛治らベテラン俳優が脇を固める。
ネット上の声
- 舞台挨拶付き上映にて。 たまらん坂にまつわるお話。映画を観た後はこ...
- 授業の一環作品には思えない。
- 多摩蘭、たまらん、堪らん
- 読書してるかのような
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督小谷忠典
- 主演渡邊雛子
-
引きこもりの少年と、彼の家に居候することになった叔父の交流を描いたハートウォーミング・コメディ。東京郊外の一軒家で家族と暮らす高校生の涼一は、学校で同級生に怪我をさせて以来、家に引きこもりテレビゲームばかりやっている。そんなある日、家も金もなくした変わり者の叔父・清が彼の家に転がり込んで来た。はじめのうちはマイペースな叔父に振り回されてうんざりする涼一だったが……。監督は本作が長編第1作目となる沖田修一。
ネット上の声
- せかいはすばらしい、正面で向きあわずとも
- 引きこもりの高校生とダメなおじさんの奇妙な交流を、程よい可笑しみと共にゆるりと描
- 「なんか歯がザラザラして」って連呼して高校生に金を借りるおじさん
- 引きこもり高校生と癖の強いおじさんの組み合わせが沖田監督っぽい
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督沖田修一
- 主演畑敬志
-
「パーク アンド ラブホテル」の熊坂出監督が、SNSを武器に社会を変えようと奮闘する女子高生の姿を、痛快かつハートフルに描いたオリジナル作品。生前に社会からスルーされ続けた画家のゴッホに共感する17歳の花田花梨は、社会に反抗心を抱き、父親と言い争いをして家を飛び出し、親友の風子のところに転がり込む。ある日、電車の中で病人に席を譲った花梨は、その時に抱いた得も言われぬ感覚をきっかけに、現実にフィクションを加えてファンタジーを生み出し、世界平和をもたらそうと考えつく。風子とともに「プリテンダーズ」を名乗り、アイデアとSNSを武器に、満員電車での諍いを喜劇に変えたり、ゾンビを町に出現させたりと、次々とSNS上でドッキリを仕掛けていく花梨。フィクションの力で世直しをしようとする彼女たちは、協力者を増やし、RTにRTを重ねてバズることに成功するが、やがて思いがけないしっぺ返しを食らうことになる。「おじいちゃん、死んじゃったって。」やNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演する小野花梨が、自身と同じ名前の花梨役を演じて長編映画初主演。親友の風子を「キャラクター」などに出演する見上愛が演じた。
ネット上の声
- 軽い気持ちで動画配信するリスク。
- 映画としてどうなのか。。。
- ウソも休み休み言え。
- 若者の成長
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督熊坂出
- 主演小野花梨
-
東京・下北沢の短編映画館トリウッドと専門学校東京ビジュアルアーツが「学生による商業映画製作」をコンセプトに立ち上げたトリウッドプロジェクトの第5弾作品。大きな失敗もせず、なんでもそつなくこなしてきた希だったが、就職活動では不採用ばかり。失敗を周囲に知られたくない希は、大手企業からの不採用を周囲に隠し、なんとか小さな会社に就職する。そこで出会ったどこか冴えない男・曽根は、どんな失敗をしても笑ってばかりで、希は曽根を冷たい目で見ていたのだが……。
ネット上の声
- 漫画みたいな面白いメンツの先の読めない展開にニヤッとする60分🙂
- なんでもそつなくこなすことができる希
- 何かめぞん一刻感あって良かった
- 古舘寛治さんでもう1本😁
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督鋤崎智哉
- 主演安藤聖
-
「神童」「コドモのコドモ」などで知られる、さそうあきらのコミック「マエストロ」を実写映画化。名門オーケストラの再結成をめぐり、その舞台裏で繰り広げられる若きバイオリニストと謎の中年指揮者の真剣勝負を、松坂桃李と西田敏行の初共演で描いた。不況のあおりを受けて解散した名門オーケストラに、再結成の話が持ち上がる。しかし、練習場は廃工場で、集まったのは再就職先も決まらずにいた「負け組」楽団員たちばかり。再結成を企画した張本人である謎の指揮者・天道は、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す始末で、団員たちは不安を募らせるが、次第に天道の指揮に引き込まれていく。しかし、バイオリニストの香坂だけは、天道の隠された過去を知ってしまい、反発を強めていく。人気シンガーソングライターのmiwaがフルート奏者の橘あまね役で出演し、女優デビューを果たした。
ネット上の声
- いつもの俺なら、miwaちゃん!カワイイ!で済ますの〜
- クラシックの素晴らしさを実感できる作品★
- オーケストラという群像劇+最高の音楽鑑賞
- クラッシックコンサートに出かけたくなった
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督小林聖太郎
- 主演松坂桃李
-
「PEEP “TV” SHOW」の土屋豊監督が、母親にタリウムを投与し殺人未遂事件を起こした「タリウム少女」を題材に、フィクションとドキュメンタリーを融合させた斬新な手法で描いた異色作。科学に異常なほどの興味を持ち、生物を観察・解剖してはその様子を動画サイトで公開している16歳の少女。学校でイジメにあっている自分自身さえも観察の対象として生きている彼女は、やがて実の母親に少しずつ毒薬を投与する実験をはじめる。2012年・第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞(映画祭上映時タイトル「GFP BUNNY タリウム少女のプログラム」)。
ネット上の声
- 監督の注釈が無ければ真意が伝わらない映画
- 非常に良かったが観る人で好みが分かれそう
- 変わった映画だけど、新鮮でおもしろい
- 奇をてらった作風は注目を集めるためか
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督土屋豊
- 主演倉持由香
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間63分
- 監督夏目大一朗
- 主演古舘寛治