印刷工場を営む一家の日常に、突如現れた男。その男がもたらすのは、救済か、それとも崩壊か。静かな侵略を描くブラックコメディ。
東京の下町。小さな印刷工場を営む小林一家の穏やかな日常。ある日、亡き父の恩人の息子と名乗る加川という男が突然現れる。行く当てのない彼を、人の良い主人の幹夫は家に住まわせ、工場で働かせることに。しかし、加川は次第に一家の生活に深く介入。妻を連れてきたり、見知らぬ外国人を住まわせたりと、その行動はエスカレート。小林家の秩序は、善意の仮面を被った侵入者によって、静かに、しかし確実に崩壊していく。彼らの日常の先に待つ、予測不能な結末。
ネット上の声
- 若く美しい後妻の秘密を握った男は・・・。
- 映画を見ただけでは“わからないもの”
- 尻つぼみしなければ大変な作品だ
- 閉鎖的な日本社会への批判か
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督深田晃司
- 主演山内健司