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伝説の鐘を巡り、二人の白拍子が舞い踊る。愛と嫉妬、そして執念が織りなす、絢爛豪華な歌舞伎舞踊の世界。
桜満開の道成寺。いわくつきの鐘の供養のため、現れた二人の美しい白拍子。彼女たちが舞い始めると、その空間は一変する。初々しい恋心、募る想い、そして裏切りへの絶望。華やかな衣装を次々と変えながら、舞は次第に激しさを増していく。それは、愛する男を追い、嫉妬の炎から大蛇へと姿を変えた清姫の伝説の再現。二人の舞がシンクロし、頂点に達した時、鐘に込められた女の執念が解き放たれる。観る者を圧倒する、究極の様式美と情念の舞台。
ネット上の声
- 玉三郎さんと菊之助さんの二人の舞がシンクロしてて、本当に豪華絢爛で美しかった。ずっと観たかった演目なので、スクリーンで観られて感無量です。
- 来年公開の「国宝」の予習で鑑賞!歌舞伎は初めてだったけど、圧倒されました。
- 美しすぎて、自然と涙が出ました。
- 歌舞伎は初めてで。舞踊ってちょっと難しいんですね。動きの綺麗さは伝わりました。
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督---
- 主演坂東玉三郎
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恋焦がれた僧への執念が、娘を大蛇へと変える。日本三大悲恋の一つ、愛と狂気の伝説の舞台。
舞台は紀州、道成寺。若く美しい娘、清姫が、巡礼の僧・安珍に一途な恋心を抱く。しかし、修行の身である安珍は彼女を拒絶し、嘘をついて逃亡。裏切られた清姫の純粋な恋心は、やがて凄まじい怒りと執念の炎へと変貌。安珍を追い日高川を渡る頃には、彼女の姿は人ならざる大蛇に。愛する者を追い詰める、その狂気的な愛の果てにあるものとは。日本の伝統芸能が描く、女の情念の恐ろしさと悲哀の物語。
ネット上の声
- 「ひだかがわいりあいざくら」って読むんだ
- シネマ歌舞伎にて
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演坂東玉三郎
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「ザ・リング2」でハリウッド・デビューを果たした中田秀夫監督が、落語家・三遊亭円朝の怪談噺「真景累ケ淵」を映画化。江戸の町で出会った煙草売りの新吉と、三味線の師匠・豊志賀。2人は激しい恋に落ちるが、次第に心がすれ違っていく。ある時、言い争いの末に誤って顔に深い傷を負ってしまった豊志賀は、「この後女房を持てば、必ずやとり殺す」と書き残してこの世を去る。そして、残された新吉と彼を取り巻く女たちの運命は、想像もつかない方向へ……。
ネット上の声
- 中田秀夫の結構前のん!評価低い!思ってワクワク観たんやが、そこまで酷くもなく……
- 怪談累ヶ淵を男女の情念したたるラブロマンスにした時代劇です
- 真に恐ろしきもの、それに気付く時…怖い
- ホラーとしても愛憎劇としてもパンチ不足
時代劇
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督中田秀夫
- 主演尾上菊之助
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76年に角川映画の第1作として公開され大ヒットを記録した同タイトルを、市川崑監督&石坂浩二主演という当時のコンビのままで30年ぶりにリメイク。昭和22年、信州諏訪・犬神財閥の当主佐兵衛が逝去。犬神家の顧問弁護士である若林はその遺言書を巡って家族内で問題が起きることを予期し、東京から探偵の金田一耕助を諏訪へ呼び寄せる。だが、金田一が諏訪に着いた日に若林が殺害される。プロデューサーは「呪怨」「リング」の一瀬隆重。
ネット上の声
- 朝からこれ観てたら池で逆さになった🦵ええ場面で旦那が2階から降りてきて「なんで今
- オリジナルの76年作品から30年後に市川崑監督によるセルフリメイク
- ストーリーをよく理解するためには「よく、聞く、事」だ!
- ハリウッドでリメイクするために作ったのか
サスペンス
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督市川崑
- 主演石坂浩二
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「私立探偵 濱マイク」の林海象監督による探偵ドラマ「探偵事務所5」シリーズの劇場版第2弾。天才的な暗号解読の才能を持つ探偵507の元に、上海支部から新たな暗号解読の依頼が届く。これまで見たこともない複雑な暗号に魅入られた彼は上海へと向かい、依頼人である歌姫・美蘭に接触するが……。歌舞伎役者・尾上菊之助がアクション現代劇に初挑戦で新境地を開拓。共演には稲森いずみ、宍戸錠、松方弘樹、佐野史郎ら豪華キャストが揃う。
ネット上の声
- 偶然?別の暗号が解読できました(笑顔)
- 市長、川崎チネチッタが爆破されました
- 暗号は隠された人の心を人に伝える手段
- 昭和が 続く 林海象ワールド
探偵、 アクション
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督林海象
- 主演尾上菊之助