荒涼たる大地を彷徨し語り続ける女をモチーフに綴られる寓話的な一編。監督・製作・脚本・編集・出演は、「秘密の子供」「愛の誕生」のポスト・ヌーヴェル・ヴァーグの旗手フィリップ・ガレルで、当時の妻だった歌手・女優のニコ(「ニコ・イコン」)をヒロインに据え、70~71年の間世界各地で撮影し、完成させた。撮影はジャン・シアポーとミシェル・フルニエ。音楽はニコのアルバム『デザートショア』から4曲が使用されている。録音はルネ・レヴェールとアントワーヌ・ボンファンティ。共演は「昼顔」「スウィート・ムービー」「北の橋」などの異色俳優ピエール・クレマンティほか。日本の歌手Cocco主演の短編映画「Cocco Short Movie~クムイウタ~」が併映された。
ネット上の声
- 感覚的で芸術的で暗示的。
- 木がない世界
- モザイク入るたびに画面の色味が変わるのなんとかしてほしいけどそのおかげで寝ずに最
- フィリップガレルのこと好きじゃないのに、忘れた頃に見てはやっぱり意味わかんねって
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間60分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演フィリップ・ガレル