捕鯨の町、和歌山県太地町。四百年の伝統と、そこに生きる人々の営みを通して、クジラと人間の関わりの原点を見つめる記録。
四百年にわたり捕鯨と共に生きてきた町、和歌山県太地町。この映画は、国際的な批判に晒されながらも、伝統的な捕鯨文化を守り続ける人々の姿を静かに追う。マッコウクジラの解体作業、イルカの追い込み漁、そして鯨を神聖なものとして祀る祭り。カメラは、賛否両論の渦中にあるこの町の日常に寄り添い、自然の恵みとしてクジラと向き合ってきた人々の生活と誇りを映し出す。単なる食文化の記録に留まらず、人間と巨大な海洋生物との根源的な関わりとは何かを問いかける、貴重なドキュメンタリー。
ネット上の声
- 田舎の漁村を舞台に、不思議な転校生と主人公達とのひと夏の出来事を描いた物語
- WOWOWが製作した「J・MOVIE・WARS」という企画シリーズの1本
- ちょっとだけ社会派な青春映画の佳作
- 日垣一博の監督第1作
ファンタジー
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督日垣一博
- 主演二宮哲也