1930年代アイルランド。絶望的な貧困の底から、たった一つの夢を胸にアメリカを目指した少年の自伝的物語。
舞台は1930年代、大恐慌下の米国からアイルランドへ戻ったマコート一家。しかし彼らを待っていたのは、雨漏りする家と飢え、そしてアルコール依存症の父という過酷な現実。長男フランキーは、次々と幼い弟妹を失う悲劇や差別の中でも、ユーモアと希望を失わない。彼のたった一つの目的は、この灰色の街を抜け出し、再びアメリカの地を踏むこと。絶望の淵で少年が見出した光とは。涙と笑いで綴られる、力強い生命の記録。
ネット上の声
- アイルランドと言えば極貧国だった印象だけど、実際にあんな生活だったとは…
- 『麦の穂をゆらす風』のその後という時代
- アラン・パーカーを追いかけて その11
- 部屋の仕切りを薪にして暖房に
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間145分
- 監督アラン・パーカー
- 主演エミリー・ワトソン