「赤い靴」「黒水仙」などで知られるイギリスの巨匠マイケル・パウエルが1960年に発表したサイコスリラー。映画の撮影助手をしながらヌード撮影のアルバイトをしている平凡な青年マークには、恐ろしい裏の顔があった。それは、死ぬ間際の人間の恐怖の表情をカメラに収めること。マークの亡父は人間の“恐怖”に対する反応を研究していた心理学者で、マークは幼少期にその実験台にされたトラウマから異常な性癖を持つようになったのだ。ナイフを仕込んだ小型カメラを構えたマークは、娼婦やモデルを次々と手にかけていく。主演は「プリンセス・シシー」のカール・ベーム。
ネット上の声
- 【”Peeping Tom” 幼い時の父による心理実験により、歪んだ性癖を持ってしまった哀しき男の物語。】
- 女の死に際をカメラに収めたい欲望を持つこの主人公は間違いなく変態なのに彼なりの純
- 内気な青年マークは心理学者の父親の実験材料にされたせいで女性の恐怖の表情を撮りた
- 「共犯者気分」をもたらす異常心理劇
異常愛、 ホラー
- 製作年1960年
- 製作国イギリス
- 時間102分
- 監督マイケル・パウエル
- 主演カール=ハインツ・ベーム