20世紀初頭のアパラチア山脈で、失われた民謡を発見した女性音楽学者の情熱と葛藤の物語。
1907年、アメリカ。大学での昇進を絶たれた音楽学者リリー・ペンレリック博士は、失意の中、妹が暮らすアパラチア山脈の田舎町を訪れる。そこで彼女が耳にしたのは、これまで誰も記録したことのない、スコットランドやアイルランドから伝わる古い民謡の数々。その美しいメロディに魅了されたリリーは、蓄音機を手に山々を巡り、地元の人々が歌い継いできた「失われた歌」の採集を開始。しかし、よそ者である彼女への警戒心や、歌に込められた人々の生活や感情との向き合い方に苦悩。やがて、地元の青年トムと心を通わせるが、彼女の研究は外部の資本家にも注目され、純粋な文化の記録という目的が揺らぎ始める。
ネット上の声
- ひたすら、真面目な映画です。
- 背景知識がまったくなかったから最初はわけが分からないまま見ていて、あーそういうこ
- 1900年代初頭、アメリカ東部アパラチア山脈に暮らす白人住民らに受け継がれてきた
- 音楽と世界観だけでも既に楽しめるが後半にかけてストーリーが尻上がりしていく◎
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督マギー・グリーンウォルド
- 主演ジャネット・マクティア