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監視国家・東ドイツで、盗聴任務に就いた男が知った芸術と愛。国家への忠誠と人間性の間で揺れる、魂のサスペンス。
1984年、東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の忠実な大尉ヴィースラーに下された新たな任務。それは、反体制の疑いがある人気劇作家ドライマンと、その恋人で舞台女優クリスタの監視と盗聴。冷徹に任務を遂行するヴィースラー。しかし、盗聴器の向こうから聞こえてくるのは、芸術を愛し、深く想い合う二人の姿。これまで信じてきた国家の正義が揺らぎ始める。彼らの世界に魅了され、人間的な感情に目覚めていくヴィースラー。やがて彼は、二人を守るため、国家を欺く危険な行動へと駆り立てられる。一つの決断が、監視する者とされる者の運命を大きく変える。
ネット上の声
- 旧東ドイツの監視社会の息苦しさがリアル。でも、芸術に触れて主人公の心が少しずつ変わっていく様子に引き込まれた。最後のセリフは本当に鳥肌もの。
- 観終わった後の余韻がすごい。間違いなく傑作だと思う。
- 心に沁みる良い映画でした。
- ラストの一言に全て持っていかれた。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国ドイツ
- 時間138分
- 監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
- 主演ウルリッヒ・ミューエ
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1997年のカンヌ国際映画祭で、そのあまりに衝撃的な展開に途中で席を立つ観客が続出。斬新なスタイルとショッキングなテーマ性でその年のカンヌの台風の目となったが、賞レースでは無視された。2001年、「ピアニスト」でカンヌのグランプリを獲ったミヒャエル・ハネケの、早すぎた金字塔的作品。
ネット上の声
- 鬼畜…鬼才監督が送る暴力映画の極致とは?
- 「ファニーゲーム」への招待状をどうぞ♪
- 「映画」をぶち壊して、もてあそぶ映画
- 卑怯・不快・最悪・・二度と観ません
どんでん返し、 サスペンス
- 製作年1997年
- 製作国オーストリア
- 時間108分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演スザンヌ・ロタール
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ビデオカメラが捉えた、日常に潜む狂気。感情を失った少年が犯した、冷徹な殺人記録。
舞台は現代オーストリアの裕福な家庭。ビデオ映像に没頭する14歳の少年ベニー。彼の世界は、現実とモニターの中の映像の境界が曖昧になっていた。ある日、家に招いた少女を、彼は衝動的に、そして何の感情も見せずに殺害。その一部始終をビデオカメラで撮影する。帰宅した両親にその映像を見せるベニー。両親が下した決断は、息子の罪を隠蔽すること。メディアがもたらす暴力への無感覚さを描く、衝撃の問題作。
ネット上の声
- なるほど、レビュー見ると、皆さんベニー少年はサイコパスだとか、理由もなく人を殺し
- 『ファニーゲーム』よりサイコパスの本質を突いてきます
- 良作だけど「最近の若者は」的な陳腐さも
- どうなるのかな、と思ってやってみる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国オーストリア
- 時間105分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演アルノ・フリッシュ
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ネット上の声
- ものすごいびっくりしました!
- 誇り高き日本人が描かれている
- なかなかの良い映画
- 深く静かに潜行せよ
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本,ドイツ,アメリカ,オーストリア
- 時間105分
- 監督---
- 主演ウルリッヒ・ミューエ
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ネット上の声
- ここまで原作を忠実に映画化するとは…。
- 究極の不条理、究極のハネケ映画
- 原作よりも気楽でしょう。
- 確かに疲れますが・・・。
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国オーストリア,ドイツ
- 時間125分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演ウルリッヒ・ミューエ
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"ヒトラーに演説指導をした人物がいた"という史実を基に、独裁者ヒトラーの再生を命ぜられたユダヤ人男性がたどる壮絶な運命を、ブラックユーモアを交えながら描いた人間ドラマ。惜しくも本作が遺作となった「善き人のためのソナタ」の名優ウルリッヒ・ミューエが、強制収容所にいる家族のため憎きヒトラーへの忠誠を余儀なくされた主人公の葛藤を見事に表現。監督・脚本は、自身もユダヤ人である「ショコラーデ」のダニー・レビ。
ネット上の声
- 黄色いジャージがお似合いです、総統!!
- この映画が作られたこと自体に意味がある
- ヒトラーを茶化すヒューマン・コメディ
- ウルリッヒ・ミューエの遺作ですから
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国ドイツ
- 時間95分
- 監督ダニー・レヴィ
- 主演ウルリッヒ・ミューエ