フランスの国民的作家マルセル・パニョルの自伝的小説「少年時代」3部作をもとに映画化した「プロヴァンス物語」2部作の第1作。お針子の母オーギュスティーヌと教師の父ジョゼフのもとに生まれた少年マルセルは、幼い頃から読み書きが得意だった。やがて弟や妹も生まれ、9歳になったマルセルは家族や伯父夫婦と共にプロバンスの丘陵でひと夏を過ごすことに。狩猟の名人である伯父に誘われて狩りに出た父は、はじめは頼りなかったものの見事にヤマウズラの王バルタベルを仕留める。楽しい日々はあっという間に終わりを告げ、マルセルは愛するこの丘と、ここで知り合った親友のもとに留まるべく奮闘する。監督は「わんぱく戦争」のイブ・ロベール。2018年、デジタルリマスター4K版で2部作同時にリバイバル公開。
ネット上の声
- 【一夏の経験は少年を大人への一歩を踏み出させる。フランスの国民的作家、マルセル・パニョルの自伝的小説「少年時代」を、『わんぱく戦争』などの名匠、イヴ・ロベール監督が詩情豊かに映画化した作品。】
- 19世紀末の自然豊かなプロヴァンスで過ごした穏やかな夏の日の想い出
- 先生の子供が学校から引き離されて、最高。
- 父親には息子の手本となる責任があるんや!
夏休みが舞台、 青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督イヴ・ロベール
- 主演フィリップ・コーベール