死期を悟った男が森で過ごす最後の数日間、前世の記憶と不思議な存在が交錯する幻想的な物語。
舞台はタイ東北部の静かな村。腎臓の病で死期が近いことを悟ったブンミおじさん。彼は愛する家族と共に、自らの人生の終わりを過ごすため故郷へ帰還。そこへ、19年前に亡くなったはずの妻が若き日の姿で現れ、数年前に失踪した息子は猿の姿をした精霊として帰ってくる。ブンミは彼らと共に、自らの前世を思い出す不思議な森の奥深くへと足を踏み入れる。生と死、人間と精霊、過去と現在が溶け合う中で、ブンミが辿り着く魂の安息の地とは。カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の幻想譚。
ネット上の声
- 作品世界の独創性は、星5個じゃ足りません
- 確かに見るパワースポットみたいで凄い
- 圧倒的な量の命が宿る森羅万象の森
- アピチャッポン監督のタイの森語り
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国イギリス,タイ,フランス,ドイツ,スペイン
- 時間114分
- 監督アピチャッポン・ウィーラセタクン
- 主演タナパット・サイサイマー