余命宣告を受けた裏社会の男。愛する子供たちのために、彼が命を懸けて奔走する、バルセロナの光と影。
スペイン、バルセロナの光と影が交錯する街。裏社会で不法移民の斡旋をして日銭を稼ぐアクスバルは、二人の幼い子供を男手一つで育てている。死者と交信する能力を持つ彼は、ある日、自身が末期がんで余命いくばくもないことを宣告される。残された時間で子供たちの未来を案じるアクスバルだが、精神不安定な妻との問題や、搾取される移民たちの過酷な現実、警察の汚職など、次々と困難が押し寄せる。愛する我が子のために良かれと思って起こす行動が、ことごとく裏目に出てしまう絶望的な状況。死の淵で彼が必死に守ろうとしたもの、そして最後に見た光景とは。
ネット上の声
- 不法移民のセネガル人や中国人にグレーな仕事を斡旋する貧しい中年男。...
- 暗さと重さと猥雑感、おまけに長尺で疲労感
- マザー・テレサを真似ることすらできない。
- 現実はこういうものでは。でも救われる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,メキシコ
- 時間148分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演ハビエル・バルデム