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貧しい村の掟「楢山まいり」。母を背負い、息子は雪の山道を行く。生と死の掟を描く衝撃作。
信州の山深い寒村。厳しい自然と食糧難に喘ぐこの地には、70歳になった老人を山に捨てる「楢山まいり」という掟があった。老いた母おりんを献身的に世話する息子の辰平。母が70歳を迎え、掟に従い楢山へ行く覚悟を決めたことを知る。辰平は心の葛藤を抱えながらも、愛する母を背負い、雪深い険しい山道を進むことを決意。母子の最後の旅路、その先で二人が目にするものとは。人間の尊厳と究極の親子愛を問う物語。
ネット上の声
- 映画は汚くて醜いものを映し出す道具でもあるのか、、、
- カンヌ国際映画祭、パルムドールらしいよ!
- 交わり、喰い、そして死ぬ、この3つだけ
- 世界が認めた長野の姥捨山伝説の映画化
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督今村昌平
- 主演緒形拳
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舞台は高度経済成長期の大阪。主人公は、インチキなポルノフィルムを制作・販売して生きる男、スブやん。彼の周りには、病弱な妻、愛人、そして彼が新たに惹かれる女など、一癖も二癖もある女たちが集う。同業者との縄張り争いや、複雑に絡み合う人間関係の中で、スブやんはたくましく生き抜こうともがく。金、セックス、そして生命力。人間の欲望がむき出しになった世界で、彼がたどり着く境地とは。人間の本質を「人類学」的に探求する、エネルギッシュな人間喜劇。
ネット上の声
- 今村監督「うなぎ」の原型は「フナ」だった
- 小沢昭一が亡くなった
- 時代のちがい
- 義父の仕事
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督今村昌平
- 主演小沢昭一
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賭博の世界に生きる男の執念と破滅。一匹の闘犬に己の人生を賭けたギャンブラーの壮絶な一代記。
舞台は戦後復興期の日本、非合法な賭場が点在する裏社会。天性の勝負勘を持つ流れ者の博徒、矢島が主人公。ある日、彼は賭場で無敵を誇る一匹の土佐闘犬と出会い、その獰猛な闘争心に自身の姿を重ねる。矢島はその犬を手に入れ、「勝負犬」として育て上げ、闘犬賭博の世界でのし上がろうと決意。しかし、彼の前には非情なライバルや裏切りが待ち受け、巨額の金と命が危険に晒される。全てを失いかけた矢島が、愛犬と共に挑む人生最大の大勝負。その先に待つのは栄光か、それとも破滅か。
アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督井上芳夫
- 主演田宮二郎
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「鉄砲犬」の藤本義一がシナリオを執筆、「あゝ零戦」の村山三男が監督したアクションもの。撮影もコンビの石田博。
アクション
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督村山三男
- 主演田宮二郎
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裏切りと欲望が渦巻く裏社会。己の拳だけを信じ、巨大組織に牙をむいた一匹の狼の孤独な戦い。
終戦直後の混乱期を生き抜いたゴロ。彼が流れ着いたのは、暴力と権力が支配する非情な世界。信じた者には裏切られ、愛した女も失い、全てを奪われた男。彼は己の怒りだけを頼りに、たった一人で巨大な組織へ反旗を翻す。誰にも媚びず、何者にも屈しないその生き様は、まさに「野良犬」。仁義も掟も踏みにじられる世界で、男が最後に見たものとは。昭和の闇を駆け抜けた、一人のアウトローの壮絶な物語。
ネット上の声
- 「犬」シリーズ7作目です。
- 脚本は藤本義一
- 黒澤明の「野良犬」ではなく、田宮二郎主演の「犬」シリーズ第7作です
サスペンス、 アクション
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督井上芳夫
- 主演田宮二郎