全11作品。赤座美代子が出演した映画ランキング

文明開化華やかな明治初期を舞台に、母から託された怨念をはらすために、修羅の道を歩く娘・雪の姿を描く。原作は小池一雄・作、上村一夫・画による同名劇画の映画化。脚本は「反逆の報酬」の長田紀生、監督は「赤い鳥逃げた？」の藤田敏八、撮影は田村正毅がそれぞれ担当。

中国に伝わる怪談と、三遊亭円朝の怪談を素材にして、「悪名十八番」の依田義賢が脚色し、「座頭市牢破り」の山本薩夫が監督した怪談もの。撮影は「怪談雪女郎」の牧浦地志。

藤原審爾の原作を「ある殺し屋の鍵」の小滝光郎が脚色し、「女賭博師さいころ化粧」の井上芳夫が監督したアクションもの。撮影は女賭博師シリーズを撮っている中川芳久が担当。

“同棲時代”シリーズ二作目。“同棲”という不安定な愛のくらしを送り、互いに愛し合い、傷つけあう若い恋人たちを描く。脚本は「同棲時代　－今日子と次郎－」の石森史郎、監督も脚本を執筆している同作の山根成之、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。

生島治郎の原作『熱い風乾いた恋』（『小説現代』掲載）を、「東京市街戦」の小川英と「禁断の果実」の蘇武道夫が共同脚色し「青春の風」の西村昭五郎が演出した青春もの。撮影は「黄金の野郎ども」の安藤庄平が担当した。

長谷川伸の原作を 「検事霧島三郎」の安藤日出男と「続やくざ坊主」の杉浦久が共同で脚色し、「とむらい師たち」の三隅研次がメガホンをとった股旅もの。撮影は「ひとり狼」の今井ひろし。

祇園に生まれた“新人類”の舞妓と彼女をとりまく人人の青春を描く。脚本は金井貴一と東多江子の共同執筆。監督はＴＶ作品を多く手がけ、これが劇場用第一作となる皆元洋之助、撮影は中村富哉がそれぞれ担当。

不幸な出生、不運と極貧の半生の中で、子供に注ぐ愛を支えに生きていく女性の姿を描く。自らの半生を綴った秋庭ヤエ子の同名の原作の映画化で脚本は椋露地桂子、吉原幸夫、「泥の河」を製作した木村元保の共同執筆、監督も木村元保、撮影は苧野昇がそれぞれ担当。