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イギリスの文豪トマス・ハーディが1891年に発表した小説「ダーバヴィル家のテス」を、「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」で高い評価を得たロマン・ポランスキーが映画化した文芸ロマン大作。
19世紀末のイギリス、ドーセット地方マーロット村。貧しい家に生まれた美しい娘テスは、家族の生活を助けるため遠戚のダーバヴィル家に奉公に出るが、彼女に目をつけたダーバヴィル家の放蕩息子アレックに無理やり犯されてしまう。傷心したテスは実家へ戻ったが、アレックの子を身籠っており、やがて出産するも赤子はすぐに死んでしまう。周囲の冷たい視線に耐えられなくなった彼女は再び家を出て、遠く離れた酪農場で働き始める。そこでテスは進歩的で心優しい青年エンジェルと出会い、やがて彼と一緒になる。ようやくつかんだ幸せの中、テスはエンジェルに自分の過去の過ちを打ち明ける。その内容にショックを受けたエンジェルは彼女のもとを去り、最愛の人に拒絶されたテスは、流転の人生を歩むことになる。
当時まだ新進の女優だったナターシャ・キンスキーが主人公テスを演じてゴールデングローブ賞にノミネートされ、飛躍の一作となった。アカデミー賞では作品賞ほか6部門にノミネートされ、撮影・美術・衣装デザインの3部門を受賞している。
ネット上の声
- ナスターシャ・キンスキーの美しさをただただ堪能。 物語自体はさほど...
- 純粋さの一かけらでも、持ち続けていたい。
- 君はナスターシャ・キンスキーを知ってるか
- こーいうポランスキー作品なら全然OKです
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス,イギリス
- 時間171分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演ナスターシャ・キンスキー
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一二〇〇年イタリア中世の都市アシシを舞台に、フランチェスコ会の創立者、聖フランチェスコの生い立ちから一二〇九~十年、ローマでインノケンティウス三世に認められるまでの半生を描く。原題は、彼が神の創生物を讃美するときよく使った言葉である。製作はルチアーノ・ペルジアとスーゾ・チェッキ・ダミーコ、監督は「ロミオとジュリエット(1968)」のフランコ・ゼフィレッリ、脚本はスーゾ・チェッキ・ダミーコ、ケネス・ロス、リナ・ウェルトミューラー、ゼフィレッリの共同。撮影はエンニオ・グァルニエリ、音楽はドノヴァン、編曲・指揮はケン・ソーン、編集はジョン・ラシュトンが各々担当。出演は新人のグラハム・フォークナーとジュディ・ボウカー、リー・ローソン、ケネス・クランハム、マイケル・フィースト、ニコラス・ウイラット、ヴァレンティナ・コルテーゼ、リー・モンタギュー、アドルフォ・チェリ、ジョン・シォープ、カルロ・ピサカーネ、フランチェスコ・グエリエーリ、アレック・ギネスなど。
ネット上の声
- 世界中の人々がフランチェスコのように生きたら、戦争も、環境破壊も、格差社会も無かったか…
- ysさんの「ときどきミュージカル」というレビューで興味を惹かれて鑑賞☀️🌙
- 宗教を超越して“ひとに必要なもの”とは?
- イタリアの巨匠になった ゼフィレッリ
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国イタリア,イギリス
- 時間121分
- 監督フランコ・ゼフィレッリ
- 主演グレアム・フォークナー
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ブリードン卿に手紙を渡してほしいという亡き母の願いを叶えるためにイギリスを訪れたケイシー。彼女は卿の息子・マイケルと知り合い、ブリードン邸に招待される。そこでブリードン卿の居場所を知ったケイシーは、遺言どおり卿に直接手紙を渡そうとするが…。
ネット上の声
- シャロン・ストーンの「氷の微笑」以前の古き良き作品
- めでたしめでたし( ˊᵕˋ )
- 2024/01/18 U-NEXTで視聴
サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国イギリス
- 時間98分
- 監督ドン・シャープ
- 主演シャロン・ストーン