喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・作曲を手がけ、彼の最後の主演作となった風刺コメディ。
自国の革命を逃れて自由の国アメリカに亡命したシャドフ国王は、出席したパーティの様子が隠しカメラでテレビ放送されたことをきっかけに、CMタレントとして人気を集める。しかし共産党員の息子ルパートと知り合ったことからシャドフ国王自身も共産党員と疑われ、思わぬ騒動に巻き込まれてしまう。
アメリカから事実上の国外追放を受けて母国イギリスへ帰ったチャップリンが、アメリカ文明への痛烈な風刺を込めて描き出す。チャップリンの息子マイケル・チャップリンが、悲劇の少年ルパートを好演。
ネット上の声
- 戦後亜米利加史の暗部、レッドパージ時代
- ハリウッドから追放されたチャップリン
- チャップリンには未来も見えたのか。
- チャップリンのニューヨークで告白
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国イギリス
- 時間105分
- 監督チャールズ・チャップリン
- 主演チャールズ・チャップリン