全5作品。モイラ・ケリーが出演した映画ランキング

氷上の元ホッケー選手と孤高の女王。五輪金メダルを目指す、最も相性の悪い二人の熱い恋の物語。

1990年代、華やかなフィギュアスケート界。傲慢だが才能溢れるお嬢様スケーターのケイトは、パートナーに恵まれず苛立ちを募らせていた。一方、元五輪代表のアイスホッケー選手だったダグは、試合中の怪我で夢を絶たれた男。そんな出会うはずのない二人が、金メダルを目指すペアとしてチームを組むことに。反発し合い、憎まれ口を叩き合う毎日。しかし、過酷なトレーニングを重ねるうち、氷の上でぶつかり合う情熱は、いつしか互いへの信頼と愛情へと変わっていく。夢の舞台、オリンピックで彼らが挑む、危険な大技の行方とは。

ハーバード大学のエリート学生とホームレスの奇妙な共同生活。一枚の卒業論文が結ぶ、世代を超えた友情の物語。

舞台は、権威あるハーバード大学。卒業を目前に控えた優等生モンティは、人生の全てを賭けた卒業論文を排水溝に落としてしまう。それを拾ったのは、大学の地下で暮らすホームレスのサイモン。論文を返してほしければ、奇妙な要求を一つずつクリアしろという。食事、寝床、そして温かい人間関係。エリート街道を歩んできたモンティが、サイモンとの交流を通じて本当に大切なものを見つけ出すまでの心の軌跡。二人の間に芽生える予期せぬ絆の行方。

ニューヨーク、ロシア系移民の街。宿命に縛られた殺し屋の男が、故郷で直面する家族の崩壊と悲劇。

ニューヨーク、ブルックリンにあるロシア系移民の街「リトル・オデッサ」。裏社会に生きる冷酷な殺し屋ジョシュアは、ある仕事のために、かつて捨てたはずの故郷へ戻る。そこで彼を待っていたのは、病に伏せる母、彼を憎む父、そして兄を英雄と信じる無垢な弟。凍てついた家族との再会は、心の溝をさらに深めていく。逃れられない血の宿命と裏社会の非情な掟が交錯する中、一つの銃弾が、取り返しのつかない悲劇の引き金を引く。

養子に迎えられた少女の前に現れる彼女の実の両親のサイコな犯罪者夫婦がもたらす恐怖を描くスリラー。監督は「ウルフ」（脚本）のウェズリー・ストリック。脚本はマイケル・オーバック。撮影はボビー・ブコウスキー。音楽は「ルル・オン・ザ・ブリッジ」のグレアム・レヴェル。出演は「悲しき酒場のバラード」のキース・キャラディン、「あなたに逢いたくて」のダリル・ハンナ、新人のジュリア・デヴァンほか。