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原爆投下後の広島。放射能を浴びた「黒い雨」が、一人の女性のささやかな幸せを静かに蝕んでいく物語。
1945年8月、広島。原爆投下直後に降った「黒い雨」を浴びた高丸矢須子。数年後、叔父夫婦のもとで穏やかに暮らす彼女に、縁談が持ち上がる。しかし、被爆者であるという噂が、彼女の結婚への道を阻む。原爆症の恐怖と、見えない放射能への偏見。自身の健康への不安を抱えながらも、懸命に日常を生きようとする矢須子と、彼女を温かく見守る家族の姿。戦争が残した癒えぬ傷跡と、それでも続く人々の営みを淡々と、しかし力強く描く、鎮魂のドラマ。
ネット上の声
- この内容の凄惨さはトラウマにでもなり兼ねないほど圧迫感がある
- 原爆の恐怖を側面から訴えた作品☆3つ半
- ハリウッドの映画人に観て欲しい映画。
- 今村監督・初の反戦映画~厳峻な視点
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督今村昌平
- 主演田中好子
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近代文明が未開の島に持ち込まれる時、神々の血を引く一族のタブーが破られる。因習と欲望が渦巻く衝撃作。
日本本土から遠く離れた、神話と因習が色濃く残る南の孤島。この島に、近代化のための井戸掘削の任務を帯びた技師・刈谷が東京からやってくる。彼の出現は、太古からの掟を守り、近親相姦を繰り返す不思議な力を持つ太根吉一家の禁断の関係と、閉ざされた島の秩序を大きく揺るがし始める。島の非合理的な因習に戸惑いながらも文明の力で島民を救おうと奮闘する刈谷と、聖なる場所を侵す彼に激しく抵抗する一家。文明と神話の衝突が生む狂気と悲劇の幕開け。
ネット上の声
- 今村昌平監督は本作をもって、70年安保の騒然とした世情の中に自身の思いの丈を映画として公開したのだと思うのです
- 現代文明から隔絶され未だ自然神信仰のあるくらげ島に、東京から水源調査のため岸がや
- 波照間島が舞台だったと知りいそいそ観た
- 仮面被るのはさすがにドキドキする
沖縄、 ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間175分
- 監督今村昌平
- 主演三国連太郎
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国家の根幹を揺るがす機密を暴く、一人の記者の執念。沖縄返還を巡る衝撃の実話ドラマ。
1971年、沖縄返還協定を目前に控えた日本。大手新聞社の女性記者・澤井は、外務省事務官から日米間の密約を示す極秘電信文を入手。それは、返還に伴う土地の原状回復費用を日本政府が肩代わりするという、国民を欺く内容。真実を報じるべく奔走する彼女に、国家という巨大な権力が立ちはだかる。会社からの圧力、情報源の秘匿、そして逮捕。報道の自由と国家の壁の間で、彼女の信念が試される、社会派サスペンス。
ネット上の声
- 黙認は美徳、政治とジャーナルは存在しない
- ジャーナリズムが機能し、生きている時代
- 一つの事実に真剣に向き合って…
- 吉行和子が良い。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督千野皓司
- 主演北村和夫
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戸川昌子の同名小説を「探偵事務所23 銭と女に弱い男」の浅野辰雄が脚色「月曜日のユカ」の中平康が監督した推理もの。撮影は「太平洋ひとりぼっち」の山崎善弘。
ネット上の声
- 戸川昌子が出てから映画は失速
- この哀しみ
- 殺意の要因は
- あんなフザけた片言外人モノマネに女が引っ掛かるかねーとか、独白調なのは良いけど台
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督中平康
- 主演仲谷昇
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「ぼくどうして涙がでるの」の吉田憲二と、「涙になりたい」の石森史郎が共同でシナリオを執筆し、吉田憲二が監督した自身の第一回監督作品。撮影は「涙くんさよなら」の姫田真佐久。
ネット上の声
- 不良少女と障がいある少年のべたな交流と思ったが、そこに社会問題も絡...
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉田憲二
- 主演和泉雅子
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「若親分」の高岩肇のオリジナル・シナリオを、「散歩する霊柩車」の佐藤肇が監督した怪奇もの。撮影もコンビの西川庄衛。
ネット上の声
- 菊池俊輔さんの音楽に頼り過ぎでストーリー的には退屈であるが、通りすがりの霊媒師役
- ただでさえB級丸出しの装いなのに、しょうもない仕掛けが多すぎて、どんどんC級に落
- 関西では1965年の公開以来、リバイバルされたことが無かったという一作
- 人里離れた別荘に集まった男女とそこに住んでるせむし男(西村晃)
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督佐藤肇
- 主演西村晃
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スペイン語を習うスタイリストの女と、スペイン語講師との愛を描く。山口百恵、三浦友和共演十作を記念して、オリジナル・ストーリーを一般公募し、選ばれた中川美知子の原案をもとに、脚本は「もっとしなやかにもっとしたたかに」の小林竜雄と「帰らざる日々」の藤田敏八の共同執筆、監督は「ピンク・レディーの活動大写真」の小谷承靖、撮影は「炎の舞」の萩原憲治がそれぞれ担当している。
ネット上の声
- 主演二人のお似合いぶりに魅せられて
- 主演の2人が好きだからこそ観られる作品
- 百惠さんはすごい。。。
- 百恵さんが美しい
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督小谷承靖
- 主演山口百恵
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寺田信義、家城巳代治の原作を家城といえきひさこが共同で脚色した社会劇。家城がメガホンをとり、「ヒロシマの証人」の江連高元が撮影を担当した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督家城巳代治
- 主演山本亘
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ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岡本弘
- 主演市原悦子