現代ドイツとトルコを舞台に、複雑に絡み合う6人の男女の運命。大学教授ネジャットの父が、同居していたトルコ人娼婦イェテルを誤って殺害。罪悪感から、ネジャットはイェテルの娘を探しにイスタンブールへ。一方、反政府活動家の娘アイテンは母の死を知らぬままドイツへ亡命し、女子大生ロッテと出会う。それぞれの愛、喪失、そして赦しを求める旅。国境と文化を越えて交差する彼らの人生が、やがて一つの結末へと収束していく衝撃のヒューマンドラマ。
ネット上の声
- ドイツとトルコ、離れた場所で生きる人々の人生が交錯していく脚本が本当に見事。最初はバラバラに見えた物語が繋がっていく様に引き込まれた。カンヌで脚本賞獲ったのも納得です。
- 愛とは、赦すこと。観終わった後、深く考えさせられる映画でした。ラストシーンが美しくて忘れられない。
- ちょっと話が複雑で、誰が誰だか整理するのが大変だったかも。雰囲気は良かったけど、もう一回観ないと理解できないかな。
- これは傑作。ただただ素晴らしい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国ドイツ,トルコ
- 時間122分
- 監督ファティ・アキン
- 主演バーキ・ダヴラク