伝統と近代化の狭間で、一族の存亡を賭け羊の群れを大都市へ運ぶ、ある遊牧民一家の過酷な旅路。
舞台はトルコ南東部の広大な大地。封建的な因習が根強く残る部族の一家が、生活の糧である羊の群れを売るため、首都アンカラへと向かう過酷な列車旅。病気の妻、対立する家族、そして近代的な都市の価値観との衝突。慣れない環境と次々と襲いかかる困難の中、彼らは一族の誇りと生活を守れるのか。失われゆく伝統社会の悲哀と、時代の波に翻弄される人々の姿を力強く描いた叙事詩。
ネット上の声
- 今まで見た映画の中で最も心に残る映画
- 崇敬するIホール初代総支配人様⑯
- 愛も憎しみも悲しみもいっぱい
- 【俺らアンカラさ行ぐだ】
- 製作年1978年
- 製作国トルコ
- 時間122分
- 監督ゼキ・ウクテン
- 主演メルケ・デミルアー