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夫の急死で残されたのは、連れ子3人と莫大な借金。肝っ玉母さんが人情と度胸で逆境に立ち向かう、昭和人情喜劇の傑作。
昭和の日本。平凡な主婦・花子の日常は、夫の突然の死によって一変。後に残されたのは、夫の連れ子である3人の子供たちと、多額の借金という過酷な現実。悲しみに暮れる暇もなく、彼女は一家を支えるため、小さな食堂を開くことを決意。反抗的な子供たちとの心の距離、容赦ない借金の取り立て。次々と襲いかかる困難の数々。しかし、持ち前の明るさと度胸を武器に、花子はたくましく生き抜いていく。笑いと涙で描かれる、一人の女性の奮闘と家族の再生の物語。
ネット上の声
- 序盤の高速移動するカメラ、フェンス越しのキスから、ろくに伏線もはらないのに終盤の
- 愛に溢れた家族のすれ違い物語💪
- 笑ってる場合じゃないだろ。
- 内職は家電のハンダ付け!
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督森崎東
- 主演倍賞美津子
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社会への苛立ちと孤独。新聞配達の青年が手にした、一軒一軒を評価する「地図」という名の復讐。
舞台は1979年の東京。新聞配達で生計を立てる19歳の予備校生、吉岡は社会との接点を持てず、言いようのない閉塞感を抱えていた。彼は配達先の住民を調べ上げ、独自の基準で評価し白地図に書き込むという奇妙な行為を開始。やがて無言電話などの嫌がらせへとエスカレートする彼の歪んだ復讐心。その行為は彼の孤独を癒すのか、それともさらに深淵へと突き落とすのか。若者の焦燥と虚無感を鮮烈に描く衝撃作。
ネット上の声
- 吉岡はこの時代の一部の19歳の代弁者であり、周辺もこの時代の一部の人々の代弁者
- 地図は本物で正確
- 貧乏で底辺
- 蟹江敬三、そして沖山秀子の演技には圧倒されたが、何を描いた映画かが分からずモヤモヤ感を抱いている
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督柳町光男
- 主演本間優二
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剣の道を極めた宮本武蔵、その晩年。人を斬り続けた男が、死闘の果てに見たものとは。巨匠が描く、剣豪の魂の彷徨。
数多の死闘を重ね、天下無双と謳われた剣豪・宮本武蔵。しかし、その晩年は剣を振るうこともなく、ただ静かに日々を過ごしていた。彼の心に去来するのは、斬り捨ててきた者たちへの悔恨か、それとも剣の道の虚しさか。そんな彼の前に、かつて滅ぼした吉岡一門の生き残りを名乗る若者が現れ、真剣勝負を挑む。避けられぬ宿命の対決。それは単なる勝負ではなく、武蔵が自らの人生そのものと向き合う、最後の戦いであった。剣に生きた男の魂の救済を描く物語。
ネット上の声
- 這って行けと言われても…(by 赤ちゃん)
- 「没後50年 映画監督内田吐夢」
- 剣の道は殺人の道‼️
- 内田吐夢監督作品!
時代劇
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督内田吐夢
- 主演中村錦之助
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笹沢左保の原作『廃虚の周囲』を芦沢俊郎が脚色し、「おしゃべりな真珠」以来四年ぶりの川頭義郎がメガホンを取っている。撮影は、「永訣 わかれ」の長岡博之が担当した。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督川頭義郎
- 主演舟木一夫