全20作品。杉山彦々が出演した映画ランキング

　東京都内を東西に横切り、関越道へと繋がる道“目白通り”。「亀虫」は目白通り沿いに繰り広げられる、ある“兄弟”の、“嫁”の、“妹”の物語。

元ソープ嬢で、今は熱心なカルト宗教信者の女を好きになった3人の男たち。何とか彼女の気を引こうと、3人は彼女の一番大事なものは何かを探ろうとする。果たして、愛？金？それとも神か？3人は彼女の愛を勝ち取るために、死闘を繰り広げるが…。

ある日、売れない脚本家・倉本のもとにオリジナルのネットドラマの仕事が舞い込む。その題材はパパ活だという。どうにかこのチャンスを掴むべく、ひとまず取材の一環として倉本はパパ活アプリに登録する。そして、そのアプリで女子大生と知りあうが…。

クラゲ展示種類数でギネス認定を受けている山形県の鶴岡市立加茂水族館を舞台に描かれるラブストーリー。加茂水族館で飼育員をつとめる無気力な青年・浩平。ある日彼は、港で花束を海に投げいれて手を合わせる女性・有希と出会う。有希や水族館の同僚との交流を通し、クラゲのように流されながら生きてきた浩平の日常に少しずつ変化が訪れていく。アコースティックギターデュオ「ゴンチチ」のチチ松村がクラゲ愛をつづった著作「私はくらげになりたい」が原案。音楽も「ゴンチチ」が担当した。「バカバカンス」の宮田宗吉が監督・脚本。本作が映画初主演となる宮平安春が主人公・浩平を、「非・バランス」の派谷恵美がヒロイン・有希を演じた。

とある映画の撮影現場。部下がトランシーバーを紛失し、沖合の岩礁を捜索していた2人の男。そんななか、落としたはずのトランシーバーから返信が…。それは、プロデューサーの旧友の声だった。トランシーバー越しに因縁の再会をした2人は会話をするが…。

土曜日の午後。女子高生・亜美の援助交際が発覚。教師である佐々木と小林は亜美の自宅を訪れ、父・明広も同席する四者面談が始まる。教師に詰められるも挑発的な姿勢を崩さない亜美。頼りなさげな父は取り乱し、ついに亜美は家を飛びだして…。

日常生活の中で「アレは一体何だったんだろう…？」と思わせる不確かな“ナニカ”が描かれる。謎のサングラス集団を描いた「サングラス」、不思議なカップルの喧嘩を映し出す「炊飯器」、サラリーマンの気になる会話劇「ガゼルがパインツ」の3編を収録。

気鋭の映画監督と俳優たちのコラボレーションで青春を描く短編映画集「青春ディスカバリーフィルム」の第3弾。思いがけず実演販売をすることになった売れないお笑いコンビの姿を描いたハートフルコメディ「がむしゃらソールド・アウト」（監督：東海林毅／出演：高崎翔太×足立英昭）、理由も聞かずにお金を貸してほしいという友人の頼みから、友情とは何かを描く「500円の後悔」（監督：中前勇児／出演：馬場良馬×玉城裕規）、宝石店から盗まれたらしい大金を手にした2人の男が、ばれないうちにお金を使いきろうとするさまを描いた「ポケットの中のビスケット」（監督：小泉剛／出演：植田圭輔×丸山敦史×寺山武志）、熱狂的なファンから爆弾を仕かけたというファンレターを受け取った漫画家が、新人の担当編集者とともに真相究明に挑む密室劇「パンドラノート」（監督：渋谷英史／出演：富田翔×平牧仁）の4作品で構成される。

沼池さんの行く先々ではなぜか「男と女」が現れる。そして、沼池さんは、男女の奇妙な動作を目撃することに。なぜ、目の前でそんなことが起こっているのか、沼池さんは全く理解できない。一見普通に見える沼池さんだが、実は呪われているのだった。

故郷の島を出たものの、無一文のシャーリー（福津屋兼蔵）と親友の中内（杉山彦々）は、中内の姉・珠枝（中川安奈）が嫁いだ河津家へ。居候を許される二人だったが、シャーリーと珠枝はかつて男女の関係にあった。一方、河津家に暮らす水商売の女性・江梨子（宮田亜紀）や高校生の寛子（夏生さち）もシャーリーに迫ってきて……。

中国で発生した“カニエ・ウイルス”が日本でも少しずつ蔓延（まんえん）し始める。そんなある日、陽一郎（斉藤陽一郎）の弟の浩次（藤井樹）が突然ウイルスに感染して命を落とす。陽一郎は同棲中の倫子（鳥栖なおこ）とともに弟の遺骨を実家に届けることにするが、その途中で電車が止まってしまい、2人は険悪なムードのまま旅を続けることに……。

ホラー作家・平山夢明が主催する短編オムニバスホラー映画。主催者が招待した各界著名人4人が監督・出演する恐怖映画に、平山自らの監督作品を加えた全5作品とし、決められたルールのもとで競い合う。ルールは3つ。「出品者は、平山夢明から声がかかった著名人であること」「ともかく監督本人が信ずる“極上の”ホラーを目指すこと」「完成尺は15分程度であること」。津田寛治監督作の、幼い頃からよく悪夢を見る男の物語「悪霊」。落語界きっての映画通にして映画評論家でもある快楽亭ブラックが四谷怪談を材にして撮った「『四谷怪談』でござる」。エンケンこと遠藤憲一が伝説のヒットマンを演じる「すげぇ！　アニキ」。不気味な占い師の予言が血みどろの悲劇を呼ぶ、矢部美穂監督作「カフカの夜」。そして平山夢明監督作は、孤独なOLを心中に誘う狂ったゴス女の執念を変質的にえぐる「深夜ノ墜落」。

「ナナとカオル」「年上の彼女（ヒト）」などで人気の漫画家・甘詰留太によるコミック「ハッピーネガティブマリッジ」を実写化し、物語を前後半にわけて公開する劇場版の前編。30歳の会社員・佐藤啓太郎は、恋に臆病なため恋愛経験もなく独身で、いまだに童貞。暮らしている会社の独身寮にいられる期限は31歳までで、タイムリミットが迫ったある日、見合い話が舞い込む。啓太郎は、見合い相手の秋緒志麻子に出会って早々に恋をするが……。主人公・啓太郎役は、ミュージカル「テニスの王子様」で注目された永山たかし。ヒロインの志麻子には、ミスマガジン2003でミス少年マガジンに選出されたグラビアアイドルで女優の瀬戸早妃。

女子高校での「超共産主義研究会」と「宗教愛好会」の争いを描いた「OBSESSION　オブセッション」で一躍注目を集め、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭をはじめ、数々の賞を受賞する気鋭の新人監督・入江悠作品。2005年9月にシネマロサにて入江悠の傑作集4本を同時上映した中の一本。

現代の家族のあり方を探る、新世紀ファミリードラマ。女子高校での「超共産主義研究会」と「宗教愛好会」の争いを描いた「OBSESSION　オブセッション」で一躍注目を集め、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭をはじめ、数々の賞を受賞する気鋭の新人監督・入江悠作品。2005年9月にシネマロサにて入江悠の傑作集4本を同時上映した中の一本。

「ナナとカオル」「年上の彼女（ヒト）」といった映像化作品でも知られる漫画家・甘詰留太のコミック「ハッピーネガティブマリッジ」を実写化したラブコメディ。恋に臆病で恋愛経験もなく、童貞のまま30歳になった会社員・佐藤啓太郎が、お見合いで知り合った訳あり美女の秋緒志麻子に恋をしたことから始まる物語を、前後半にわけて公開する劇場版の後編。主演はミュージカル「テニスの王子様」の永山たかし、ミスマガジン出身の瀬戸早妃。監督は「タクミくんシリーズ」「イヌゴエ」の横井健司。

女性監督による映画制作・上映集団「桃まつり」の第3弾として、11組の監督が「うそ」をテーマに様々な人間関係を描き出した「桃まつり presents うそ」の1編。妻子のいる中年男性・小野と不倫関係を続けている由季。そんな彼女への未練をひきずっている元恋人・秋彦は小野の家を訪れるが、そこで小野の娘・アミと遭遇してしまう。父親に愛人がいることを知ったアミは、由季に会わせるよう秋彦に迫り……。