ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーが、意志と表象としての世界で目先のスリルだけを追い求める「第三世代」のテロリストたちを描いた作品。1970年代末のベルリン。コンピューター販売の不振に悩む企業家P・J・ルーツは、街でテロ事件が起これば警察が捜査用にコンピューターを導入するのではないかと考えはじめる。彼の秘書ズザンネは地下組織のメンバーで、仲間とともにテロを企てていた。思想や理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追求するテロリストたちは、企業や権力に利用され、その扇動に乗って誘拐事件を起こす。出演は「アルファヴィル」のエディ・コンスタンティーヌ、「マリア・ブラウンの結婚」のハンナ・シグラ、「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のビュル・オジエ。
ネット上の声
- ファスビンダー監督8作目は『13回の新月~』同様に自分の中で課題作でもあったコチ
- 1970年代末ベルリン🇩🇪思想や理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追求するテロ
- ファスビンダーと同時代の無為なテロイスト達
- ファスビンダーと同時代の無為なテロイスト達
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ドイツ
- 時間109分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演フォルカー・シュペングラー