ロンドンで不当解雇されたシングルマザー。移民労働者を斡旋するビジネスで、彼女が選んだ非情な道。
現代のロンドン。不当解雇されたシングルマザーのアンジーは、自ら移民労働者のための職業斡旋所を立ち上げる決意。しかし、彼女を待ち受けていたのは、法律の壁と、安価な労働力しか求めない非情な社会。成功への渇望から、アンジーは次第に労働者を搾取する側へと変貌。友との対立、そして後戻りできない選択。自由な市場経済の底辺で、彼女が手にするのは富か、それとも破滅か。その鋭い眼差しが問いかける、現代社会の矛盾。
ネット上の声
- 「わたしはダニエル・ブレイク」「家族を想うとき」「ケス」などのケン・ローチ監督作
- ケン・ローチ監督が不当な労働問題と不法移民問題に斬り込んだ作品
- 不法移民就労問題を扱った鋭い切れ味の社会派ドラマ
- 「勝つこと」の裏には「負けること」がある
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国イギリス,イタリア,ドイツ,スペイン
- 時間96分
- 監督ケン・ローチ
- 主演カーストン・ウェアリング