昭和40年代の高知県土佐を舞台に、裏社会で生きる人びとの姿を描く人情ドラマ。高知在住の脚本家・國吉卓爾がシナリオ大賞に入賞した脚本を高知全編ロケ、多数の高知出身俳優出演で映画化。賭博にのめり込み、高知一とも言われた料理店を手放して身を滅ぼした岡田吾一。途方に暮れる吾一の前にヤクザの荒木五郎が現れる。五郎は吾一に賭場で客の使い走りをして、わずかばかりの祝儀を恵んでもらう「カスリコ」の仕事を世話してやるという。物乞いのような仕事ではあるが、行き場のない吾一はカスリコとして再び賭場に出向いてく。吾一はプライドを捨てて懸命に働くが、賭場の人びとの生きざまを目の当たりにしていく中で、人生を賭けた最後の大勝負に挑む。吾一役を石橋保、五郎役を宅麻伸がそれぞれ演じる。監督は殺陣師としても活躍する高瀬将嗣。
ネット上の声
- 何となく「色彩」が見えるモノクロ映画
- たまには予備知識なしで
- 博打版 泥の河 裏 三丁目の夕日 血のない 孤狼の血
- 全く知らない作品だったけどU-NEXTに届いていたのでタイトルとジャケットが気に
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督高瀬將嗣
- 主演石橋保