国境の町で失踪した政治家を追う若きジャーナリスト。愛とアイデンティティを巡る、魂の彷徨の記録。
舞台は、ギリシャ北部の国境の町。そこは、川一本で隔てられた難民たちが暮らす場所。若きテレビレポーターのアレクサンドロスは、数年前に失踪した大物政治家がこの町にいるという噂を追う。彼は、国境線をまたごうとしてためらう老人こそ、その政治家だと確信。やがて、政治家の妻と名乗る女性が現れ、アレクサンドロスは彼女に惹かれていく。果たして老人の正体は。国境という名の境界線上で揺れ動く、愛と喪失の物語。
ネット上の声
- アンゲロプロスの映画はDVDで借りて全部観る、なぜならいつか特集上映が組まれた時
- 映画が芸術であることを教えてくれる。
- 見えない国境が人々を引き裂く
- 打ち取るには緩急が必要だ
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国ギリシャ,フランス,スイス,イタリア
- 時間142分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ