80年代の台北。一本のいたずら電話が、無関係な人々の人生を絡め取り、都市に潜む孤独と狂気を炙り出す衝撃の群像劇。
スランプに陥る小説家の妻と、その夫である医師。向かいのアパートから彼らを観察する写真家の青年。そして、警察から逃れる不良少女。ある日、少女がかけた一本のいたずら電話が、彼らの運命を狂わせる。虚構と現実が交錯し、些細な偶然が連鎖して、登場人物たちの日常は静かに崩壊。近代化する台北の街を舞台に、エドワード・ヤン監督が描く、都市生活者の孤独と、見えない暴力の恐怖。
ネット上の声
- 映像美がとにかく圧巻。一つ一つのショットが絵画みたいで、都会の孤独とか虚無感が突き刺さってくる。オールタイムベスト級の一本。
- 構図とかはオシャレだけど、話がちょっと難解で退屈な部分もあったかな。後味もあんまり良くないし…。
- すごいものを見てしまった…。
- 全体的に暗くてよくわからなかった。誰にも感情移入できず、ただただ長く感じた。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1986年
- 製作国香港,台湾
- 時間109分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演コラ・ミャオ