1960年代、鋳物の街・川口。不況の波に揺れる家族の中で、たくましく生きる少女の瞳が捉えた希望の光。
舞台は高度経済成長期の埼玉県川口市。鋳物工場の煙突「キューポラ」が立ち並ぶこの街で、中学生のジュンは明るく暮らす。しかし、父親の辰五郎が不況で解雇され、家族の生活は一変。酒に溺れる父、苦労する母、そして高校進学の夢。貧しさと社会の厳しい現実に直面しながらも、決して希望を捨てないジュンの健気な姿。彼女が自分の力で未来を切り開こうと決意するまでの、瑞々しい成長の物語。
ネット上の声
- 【高度経済成長期の社会問題を背景に、貧しき庶民の中学生の娘が時に父と喧嘩し、時に絶望しつつ様々な経験をし、自立した暮らしを選択する姿を描いた作品。】
- 17歳の吉永小百合を輝かせた浦山桐郎監督の凄さ
- ”当時は分からなかった”では済まされない
- 翔んでる埼玉!?キューポラしかない街!?
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督浦山桐郎
- 主演東野英治郎