80年代から90年代にかけてのペルー内戦を背景に、戦争によるトラウマに苦悩しながらもたくましく生きようとする女性たちの姿を描いたヒューマン・ドラマ。ゲリラによるレイプ被害に遭った母親に育てられ、母乳を通してその悲しみが伝わってしまったために奇病にかかってしまう女性の日常を静かに見つめる。メガホンを取ったのは本作が長編第2作となるペルーの若手女性監督クラウディア・リョサ。第59回ベルリン映画祭で金熊賞に輝いた。
ネット上の声
- じゃがいもの華が咲くラストに希望が見える
- 色、音、空気を感じる、その土地と女の物語
- センデロ・ルミノソの悲惨な遺産を静かに
- 観てる間ずっと下腹がズンと重かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ペルー
- 時間97分
- 監督クラウディア・リョサ
- 主演マガリ・ソリエル