大都会ニューヨークの片隅で懸命に生きる移民家族に訪れた悲劇と成長を優しいまなざしで描いたヒューマンドラマ。
安定した生活を求めて祖国ペルーからアメリカへ渡り、ニューヨークで不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスの仕事をしながら2人の息子を1人で育て、息子たちも配達員として家計を支えている。街から疎外された自分を“透明人間”だと憂う息子たちは、謎めいた美女クリスティンと出会い恋に落ちる。一方、ラファエラは白人男性からの誘いに乗って飲食店を開業するが……。
2人の息子役にはオーディションで選ばれたペルー出身の双子アドリアーノ&マルチェロ・デュランが抜てきされ、「悲しみのミルク」のマガリ・ソリエルが母ラファエラを演じた。短編「ボン・ボヤージュ」が第89回アカデミー賞短編映画賞にノミネートされたマーク・ウィルキンス監督が、オランダの作家アーノン・グランバーグの小説「De heilige Antonio」を原作に長編初メガホンをとった。
ネット上の声
- 透明人間だけど…
- クロアチア人の女性、クリスティンの話をしよう、というペルーからアメリカにわたって
- ティバの曲が使われてるっていうから見たのにやっとエンディンロールまで流れないし、
- フライヤーが良いデザインで、気軽に観てみようと思って観てたけど、全然重くてびっく
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国スイス
- 時間98分
- 監督マーク・ウィルキンズ
- 主演マルセロ・デュラン