ドイツの巨匠フォルカー・シュレンドルフが、第2次大戦時、ナチス占領下のフランスで、1人のドイツ人将校が暗殺されたことから、ヒトラーが150人のフランス人の銃殺を命じたという史実を映画化した人間ドラマ。1941年10月20日、ナチス占領下のフランスで1人のドイツ人将校が暗殺される。ヒトラーは報復として収容所のフランス人150人の銃殺を命令。過度な報復に危険を感じたパリ司令部のドイツ軍人たちは、なんとかヒトラーの命令を回避しようとするが、即日50人、さらに1日ごとに50人と3回にわけての刑執行にするのが精いっぱいだった。政治犯が多数収容されているシャトーブリアン郡のシュワゼル収容所では、銃殺されるフランス人のリストが作られていくが、その中には、映画館でドイツ占領に反対するビラをまいたために収容された、まだ17歳の少年ギィ・モケも含まれていた。ギィは、塀を隔てた女子収容所にいる同い年の少女オデットに恋をしていたが……。
ネット上の声
- フォルカー・シュレンドルフ監督の遺言のような作品。
- 1941年、ドイツ占領下のフランス西部ナント
- 1941年のナチス占領下フランスの実話ベース
- 戦争の暴走は誰にも止められない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間91分
- 監督フォルカー・シュレンドルフ
- 主演レオ=ポール・サルマン