メキシコシティで交差する3つの運命。1つの交通事故が暴き出す、愛と裏切りの連鎖。
混沌とした大都市、メキシコシティ。兄の妻と駆け落ちするため、闘犬で金を稼ぐ青年オクタビオ。不倫相手との新生活を夢見る人気モデルのバレリア。愛犬だけを心の支えに生きる元殺し屋のエル・チーボ。何の接点もなかった彼らの人生が、1台の車の激しい衝突事故をきっかけに、残酷に絡み合い始める。事故を境に、それぞれが愛、喪失、裏切り、そして暴力の渦へと。逃れられない運命の中で、彼らが見出すかすかな希望、あるいは絶望の結末。
ネット上の声
- 1つの交通事故から3つの物語が交錯していく構成が見事すぎる。イニャリトゥ監督のデビュー作とは思えない完成度で、人間の欲望や愛がむき出しに描かれてて圧倒された。
- 衝撃。ただただ凄い。
- 全然関係ない人たちが、犬を通して繋がっていくのが面白かった。人生って何があるかわからないな…。
- 脚本が本当によく出来てる。メキシコの乾いた空気感と、登場人物たちの生々しい感情が突き刺さる。見応えがありました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国メキシコ
- 時間153分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演エミリオ・エチェバリア