言葉を持たない青年が、サーフィンと出会った夏。海だけが知る、不器用で純粋な愛と挑戦の物語。
ごみ収集の仕事をする、耳の聞こえない青年・茂。ある日、彼は捨てられていたサーフボードを拾う。その日から、同じく耳の聞こえない恋人と共に、毎日海へ通う日々。言葉を交わさず、ただ黙々とサーフィンに打ち込む茂。その姿を、恋人は砂浜からじっと見守る。周囲の冷ややかな視線や嘲笑をものともせず、ひたすらに波に挑み続ける彼。やがて彼の情熱は、少しずつ周囲の人々の心を変えていく。静かな海が見つめる、二人の愛の行方。
ネット上の声
- セリフがほとんどないのに、二人の感情が痛いほど伝わってくる。映像と久石譲の音楽だけでここまで語れるのは本当にすごい。これぞキタノブルーの真骨頂だと思う。
- バイオレンスな北野映画とは全然違う!静かで、切なくて、でもすごく綺麗なラブストーリーでした。
- 評価が高いから観てみたけど、私には退屈だったかな。本当に何も起こらないから途中で眠くなっちゃった。
- 言葉はいらない。ただただ美しい。
聴覚障害、 サーファー、 恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督北野武
- 主演真木蔵人