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脱獄映画の傑作
「現金に手を出すな」などで知られるフランスの名匠ジャック・ベッケルの遺作で、1947年にパリのサンテ刑務所で実際に起きた脱獄事件を題材に撮りあげた傑作クライムサスペンス。事件の実行犯の1人であるジョゼ・ジョバンニの小説を原作に、脱獄計画から実行に至るまでの顛末を緊張感たっぷりに描く。サンテ刑務所の同じ監房に収監されているロランら4人の囚人は、地下に穴を掘る脱獄計画を練っていた。そんな彼らのもとに、ガスパルという若い囚人が入ってくる。4人は迷った末に彼を仲間に入れることを決め、穴を掘り進めていくが……。実際に事件に関わった元囚人ジャン・ケロディがロラン役で出演。
ネット上の声
- 遺作にしては惜しすぎるじゃないか・・・。
- フレンチ・ノワール版、脱獄映画の傑作☆
- 「穴」と「絆」と「意気地のない奴」。
- 今まで見た脱獄映画で一番!!!
脱出、 刑務所、 どんでん返し、 実話、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間124分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演ジャン=ケロディ
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莫大な宝石を追って展開する、ギャングと刑事の追撃戦を描くフィルム・ノアール。製作はアラン・ポワレ、監督は「渚の果てにこの愛を」のジョルジュ・ロートネル。ベルトラン・ブリエの原案ストーリーをロートネルとブリエが共同脚本、撮影はモーリス・フェルー、音楽はレ・クリニックが各々担当。出演はジャン・イアンヌ、ミレーユ・ダルク、ミシェル・コンスタンタン、ベルナール・ブリエ、ナンニ・ロイ、ベナンティノ・ベナンティーニ、ジェス・ハーン、ジョルジュ・クライス、リュフュなど。
ネット上の声
- 矢印が好き
- 漫画みたい吹き出し💬で台詞を出したり、タイトルから想像出来ない犯罪コメディ
- 狼たちの報酬を見て狼どもの報酬も見る
アクション
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジョルジュ・ロートネル
- 主演ジャン・ヤンヌ
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テロ活動の続くサハラ砂漠を舞台に、パイプライン設営をめぐって展開するアクション映画。製作はドナテッラ・セントーレとジョルジョ・カルデッリ、監督は「怒りの荒野」のトニーノ・ヴァレリー。アドリアーノ・べッリの原案を基にエルネスト・ガスタルディとアドリアーノ・べッリとトニーノ・ヴァレリーが脚色。撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はリズ・オルトラーニが各々担当。出演はフランコ・ネロ、ミシェル・コンスタンタン、パメラ・ヴィロレージ、エミリオ・ロクルチオ、マウロ・バラバーニ、マイケル・コビー、ルチアノ・バルトリ、ルカ・ビアンジーニなど。
アクション
- 製作年1977年
- 製作国イタリア
- 時間101分
- 監督トニーノ・ヴァレリ
- 主演フランコ・ネロ
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友人との宝探しの冒険からひとり生き残った男のたどる心の彷徨と愛を描くフィルム・ノワール。監督・原作・脚本はジョゼ・ジョヴァンニ、撮影はジョルジュ・バルスキー、音楽はフランソワ・ド・ルーベが担当。出演はミシェル・コンスタンタン、アレクサンドラ・スチュワルトほか。
ネット上の声
- 「冒険者たち」とは別物
- ロベール・アンリコの『冒険者たち』の原作者ジョバンニが、この映画化に納得出来なか
- @シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.4~
- 拭い去れない過去
サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジョゼ・ジョヴァンニ
- 主演ミシェル・コンスタンタン
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フランスの作家ジョゼ・ジョバンニの小説「ひとり狼」をジャン=ポール・ベルモンド主演で映画化したフレンチフィルムノワール。
1930年代。無実の殺人罪で投獄された親友グザヴィエを救うためマルセイユにやって来たロベルト・ラ・ロッカは、グザヴィエを罠に嵌めたボスを殺して縄張りを奪う。アメリカ人ギャングとの銃撃戦で負傷し逮捕されたラ・ロッカは、刑務所でグザヴィエと再会を果たす。
親友グザヴィエを「わが青春のマリアンヌ」のピエール・バネック、その妹ジュヌヴィエーブを「ポンペイ最後の日」のクリスティーネ・カウフマンが演じた。名匠ジャック・ベッケルの息子で、後に「殺意の夏」「クリクリのいた夏」などを手がけるジャン・ベッケル監督の長編デビュー作。2022年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」(22年9月2日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で60年ぶりに劇場公開。
ネット上の声
- 「ラ・スクムーン」は、この映画の撮り直し
- 当時20代だったベルモンドのキレの良いシャープな動きが、暗黒街の非情さをクールに
- ベルモンドの青春の光と影
- ラ・スクムーンの原版
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間105分
- 監督ジャン・ベッケル
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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1961年に「勝負(かた)をつけろ」のタイトルで映画化されたジョゼ・ジョバンニの小説「ひとり狼」を、再びジャン=ポール・ベルモンドを主演に迎えて原作者ジョバンニ自らのメガホンで再映画化。
1934年、マルセイユ。暗黒街のボスであるヴィラノヴァは、組織内で台頭してきたグザヴィエに殺人の濡れ衣を着せて警察に逮捕させる。グザヴィエの妹ジョルジアは、グザヴィエの兄弟分ロベルトに助けを求める。ロベルトは暗黒街で「ラ・スクムーン(死神)」と呼ばれる伝説のギャングだった。ロベルトはヴィラノヴァを殺してマルセイユを仕切ることになるが、やがてアメリカ人ギャングとの銃撃戦の末に負傷して逮捕され、刑務所でグザヴィエと再会を果たす。
「勝負をつけろ」ではアメリカ人ギャングを演じたミシェル・コンスタンタンが、本作ではグザヴィエ役で出演。2022年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」(22年9月2日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で49年ぶりに劇場公開。
ネット上の声
- ジョバンニは苦手
- 一旦、悪の道に入ったら抜けられないという虚しい世界
- 男の映画ならやっぱりフィルム・ノワール!
- ジャン=ポール・ベルモンドの傑作
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ジョゼ・ジョヴァンニ
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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警察機構の腐敗に、自ら高潔な魂を悪に染めて敢然と挑戦する刑事の戦いを描く。監督は「別れのスキャット」の製作者イヴ・ボワッセ、脚本はクロード・ヴェイヨとボワッセが共同執筆。撮影はジャン・マルク・リペール、音楽はアントワーヌ・デュアメル、編集はアルベール・ジュルジャンソンが各々担当。出演はミシェル・ブーケ、ベルナール・フレッソン、ジョン・ガルコ、ミシェル・コンスタンタン、フランソワーズ・ファビアン、ピエール・マッシミ、アンリ・ガルサンなど。
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督イヴ・ボワッセ
- 主演ミシェル・ブーケ
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金に目がない男たちが激突するサスペンスたっぷりのギャング・アクション。製作はポール・カデアック、監督はジャン・ピエール・デザニャ、アンドレ・レイの原作を、ジャン・ピエール・デザニャとパスカル・ジャルダンが共同で、脚本化、撮影は「パリは燃えているか」のマルセル・グリニョン、音楽は「冒険者たち」「さらば友よ」のフランソワ・ド・レーベが各々担当。出演は「ギャング」のミシェル・コンスタンタン、「悪魔のようなあなた」のセンタ・バーガー、「続 荒野の七人」のフリアン・マテオフ、「冒険者たち」のハンス・メイヤーなど。
サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジャン=ピエール・ドゥザニャ
- 主演ミシェル・コンスタンタン