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脱獄映画の傑作
「現金に手を出すな」などで知られるフランスの名匠ジャック・ベッケルの遺作で、1947年にパリのサンテ刑務所で実際に起きた脱獄事件を題材に撮りあげた傑作クライムサスペンス。事件の実行犯の1人であるジョゼ・ジョバンニの小説を原作に、脱獄計画から実行に至るまでの顛末を緊張感たっぷりに描く。サンテ刑務所の同じ監房に収監されているロランら4人の囚人は、地下に穴を掘る脱獄計画を練っていた。そんな彼らのもとに、ガスパルという若い囚人が入ってくる。4人は迷った末に彼を仲間に入れることを決め、穴を掘り進めていくが……。実際に事件に関わった元囚人ジャン・ケロディがロラン役で出演。
ネット上の声
- 遺作にしては惜しすぎるじゃないか・・・。
- フレンチ・ノワール版、脱獄映画の傑作☆
- 「穴」と「絆」と「意気地のない奴」。
- 今まで見た脱獄映画で一番!!!
脱出、 刑務所、 どんでん返し、 実話、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間124分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演ジャン=ケロディ
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7人の男と1人の美女が金塊を巡って繰り広げる争奪戦の行方を描いたイタリア製クライム映画。
「教授」と呼ばれる男と謎の美女ジョルジャは、犯罪のプロである6人の仲間たちと共に、ジュネーブのスイス銀行に眠る大量の金塊を奪う計画を企てる。教授とジョルジャは銀行の向かいのホテルの一室にこもり、残る6人は工事作業員に成りすまして銀行に接近。教授が無線で出す指示により、6人は金庫を目指して穴を掘り進めていくが……。
「トロイのヘレン」「ソドムとゴモラ」などのロッサナ・ポデスタが謎の美女ジョルジャを妖艶に演じ、「穴」のフィリップ・ルロワが教授役を務めた。アルマンド・トロバヨーリによる洒落た音楽も印象を残した。
ネット上の声
- ルパン三世の元ネタとなったともいわれているイタリアのクライムコメディ
- 〜泥棒は1回やったら、やめられない〜傑作
- B級の上?007に対抗して製作の伊映画!
- ロッサナ・ポデスタの「魅力」に尽きます。
アクション
- 製作年1965年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間91分
- 監督マルコ・ヴィカリオ
- 主演フィリップ・ルロワ
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「モデル連続殺人!」のマルチェロ・フォンダートの脚本を、ジョルジョ・カピターニが監督したコメディ・アクション。撮影は「禁じられた恋の島」のロベルト・ジェラルディ、音楽は「38口径」のピエロ・ウミリアーニが担当している。出演は、「ホテル」のカトリーヌ・スパーク、「野性の眼」のフィリップ・ルロワ、「黄金の七人」のガストーネ・モスキン、他にアントニオ・カサグランデ、ペペ・カルボ、ファン・ホセ・メネンデスなど。製作はシルヴィオ・クレメンテッリ。テクニカラー、テクニスコープ。
- 製作年1967年
- 製作国イタリア
- 時間103分
- 監督ジョルジオ・カピターニ
- 主演カトリーヌ・スパーク
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「軽蔑」のジャン・リュック・ゴダールのオリジナル脚本を、彼自身が監督した恋愛映画。撮影は「軽蔑」のラウール・クタールが担当した。出演は「熱い手」のマーシャ・メリル、「輪舞(1964)」のベルナール・ノエル、「濡れた本能」のフィリップ・ルロワのほかに、監督のロジェ・レーナールが特別出演している。
ネット上の声
- タッチするセックス
- 久々の「ゴダールの未見作品(しかも小難しくなる前の)」、そして心から敬愛するミシ
- <現在>に生きる生き物
- 女と男のいる鋪道での老人との対話のようなシーンが何度か出てきて、そこは良かったん
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マーシャ・メリル
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戦後のオーストリアを舞台に、かつてユダヤ人収容所で出会った元ナチス親衛隊員とユダヤ人女性の倒錯した愛とエロスを描いた作品。1957年、ウィーン。元ナチス親衛隊員のマックスは、現在はその素性を隠し、ホテルのフロント兼ポーターとして働きながらひっそりと暮らしていた。ある日、彼が勤めるホテルに、著名なオペラ指揮者が妻ルチアを伴って宿泊する。ルチアは、かつてマックスが強制収容所で性の愛玩物として弄んだ少女だった。ルチアにとってマックスは2度と会いたくない相手のはずだったが、2人は倒錯した快楽に溺れていく。シャーロット・ランプリングがルチアを体当たりで熱演、特にナチス将校たちの前で半裸で歌い踊る姿は強い印象を残した。マックス役に「ベニスに死す」のダーク・ボガード。イタリアの女性監督リリアーナ・カバーニがメガホンをとった。
ネット上の声
- S・ランプリングがとびきり美しい
- 何もかもを奪い合う乱暴な引力
- ラブストーリーの傑作です
- 忘れられぬ“疼き”がある
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国イタリア,アメリカ
- 時間117分
- 監督リリアーナ・カヴァーニ
- 主演ダーク・ボガード
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性的異常を抱える男と彼に監禁された女の終わりなき対決を、前衛的かつポップな世界観で描いた1969年製作のイタリア製セックススリラー。
慈善財団の幹部を務めるセイヤーは、その一方で女性に対する征服欲や加虐性を抱えていた。ある日彼はジャーナリストのメアリーを拉致して秘密のアジトに監禁し、肉体的・精神的凌辱の限りを尽くす。窮地に追い込まれたメアリーはおびえながらも果敢な姿勢でセイヤーの心の隙を突き、やがてセイヤーは弱音を吐きはじめる。
「穴」「黄金の七人」のフィリップ・ルロワがセイヤー、ドイツ出身の女優ダグマー・ラッサンダーがメアリーを演じた。「ベニスの愛」などで知られるイタリア映画音楽の巨匠ステルビオ・チプリアーニが音楽を担当。美術面ではフランスの芸術家ニキ・ド・サンファルによる巨大女性像「ホン」のレプリカが劇中に使用され、強い印象を残した。日本では長らく未公開でその存在すら知られずにいたが、2024年6月に劇場初公開。
ネット上の声
- 男と女の壮絶なマウント合戦の行方とは? ニキ・ド・サンファルに捧げる発掘スリラー!
- 性的異常者に拉致されたジャーナリストの女性
- アート系🍀
- Strip
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国イタリア
- 時間90分
- 監督ピエロ・スキヴァザッパ
- 主演フィリップ・ルロワ
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可愛だけの男の子から青年へと向かう途中の“少年”のたよりなさ、弱さ、寂しさなどを描く。製作はエンツォ・ドリアで彼が監督も手がけている。エツィオ・パサドーレの原案をエツィオとマリア・ラレサ・リエンツィ、マンリコ・メルチオーレが脚色、撮影はマリオ・マシーニ、音楽は「ラストコンサート」などのマリオ・マシーニが各々担当。出演は監督の息子のアレッサンドロ・ドリア、フラビオ・コロンバイオーニ、ナタリー・ドロン、フィリップ・ルロワ、フォスタ・アベリ、アーサー・ケネディなど。
ネット上の声
- もう一度観てみたいです。
- タイトル見てもしかして「あかんやつ?」って思いながら観ましたが、お弁当受け取って
- 小さい時にすごく好きだった映画を見直した、今となれば、内容が完璧にわかるほどわか
- 子供は頃観た覚えがあるのですが、正直お話自体はあまり覚えていないんです
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア
- 時間93分
- 監督エンツォ・ドリア
- 主演アレッサンドロ・ドリア
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原案に、「青い海岸」のウーゴ・グエッラ、ファビオ・カルピの参加を、脚本には「赤い砂漠」のトニーノ・グエッラ、作家アルベルト・モラヴィアの参加を得て、記録映画「ゼロの地帯」のパオロ・ガヴァラの第一回劇映画。出演は、「黄金の七人」のフィリップ・ルロワとガブリエレ・ティンティ、新人デリア・ボッカルド、ジョルジョ・ガルジュッロ、ルチアナ・アンジェリッロなど。テクニカラー、テクニスコープ。
ネット上の声
- ヤラセ上等のドキュメンタリー監督が刺激的な映像を撮るために常軌を逸していく様を描
- サウンドトラックが良かったので見てみたらあのヤコペッティがモデルのやらせ過激ドキ
- フィリップ・ルロワとガブリエレ・ティンティが秘宝館的なところでデートするシーンに
- 「世界残酷物語」で知られるイタリア人監督・ヤコペッティをモデルにしたドラマ映画で
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1967年
- 製作国イタリア
- 時間98分
- 監督パオロ・カヴァラ
- 主演フィリップ・ルロワ
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短篇映画出身のルイ・スーラーヌが監督・脚本・台詞を担当した、南仏を舞台にする愛欲ドラマ。撮影をポール・コトレが受けもち、音楽をミシェル・マーニュが担当している。出演するのは「悪党ども」のシーラ・ガベル、ミス・フランス出身のフランソワーズ・サン・ローラン、フィリップ・モリー、ミシェル・ルモアヌなど。製作ジャック・ガルシャ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国スイス
- 時間90分
- 監督ルイ・スーラーヌ
- 主演フィリップ・ルロワ
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1965年製作のイタリア映画「黄金の七人」の続編となるクライムコメディ。
リーダー格の教授と美女ジョルジャ、そして6人の仲間たちは、ローマ銀行から金塊と札束を奪い取ることに成功する。そんな彼らのもとに、南米の軍事国家の独裁者である将軍を誘拐してほしいとの依頼が届く。多額の報酬と引き換えに依頼を引き受けた彼らは、将軍誘拐のついでに7千トンもの金塊を奪う「レインボー作戦」に乗り出すが……。
ジョルジャ役のロッサナ・ポデスタ、教授役のフィリップ・ルロワら前作のキャストが集結。前作に続いてマルコ・ビカリオが監督・脚本、アルマンド・トロバヨーリが音楽を手がけた。
ネット上の声
- 一周しました、という微笑ましさに思わずニッコリするラスト
- 【イタリア映画の女性大好き描写から得られる栄養】
- この映画を見たら金(ゴールド)が欲しくなった
- 予算の黄金の過ぎたるは及ばざるが如し
アクション
- 製作年1966年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間101分
- 監督マルコ・ヴィカリオ
- 主演フィリップ・ルロワ
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パリ・ダカール・ラリーに命を賭けた男達の愛と戦いを描く。ジョゼ・ジョバンニの「砂の冒険者」を原案に、「時計 Adieu l'Hiver」の倉本聰が脚本を執筆。監督は「道(1986)」の蔵原惟繕、撮影は佐藤利行がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 男の夢積んだパリダカの砂漠で健さんを巡る女模様
- パリダカに興味があるか。
- 石原裕次郎だったら…
- 3時間もの超大作だが
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間174分
- 監督蔵原惟繕
- 主演高倉健
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アルベルト・モラヴィアの小説『海の約束』をアントニオ・グエラと「ローマの女奴隷」の監督マルコ・ヴィカリオの二人が共同で脚色し、マルコ・ヴィカリオが監督した。撮影は「四次元の情事」のカルロ・ディ・パルマ、音楽は「世界残酷物語」のリズ・オルトラーニが担当した。出演は「続黄金の七人 レインボー作戦」のロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ、「リサの瞳のなかに」のケア・ダレー。製作はウーゴ・トゥッチ。
- 製作年1964年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督マルコ・ヴィカリオ
- 主演ロッサナ・ポデスタ
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- 製作年1964年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督マッシモ・ミーダ
- 主演カルロ・ジュフレ