カナダ人作家のヤン・マーテルが2001年に発表し、ブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を、「ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コーション」のアン・リー監督が映画化。乗っていた貨物船が遭難し、一匹のトラとともに救命ボートで漂流することになった少年パイのたどる運命を描く。1960年インド・ポンディシェリに生まれた少年パイは、父親が経営する動物園でさまざまな動物たちと触れ合いながら育つ。パイが16歳になった年、両親はカナダへの移住を決め、一家は動物たちを貨物船に乗せてインドをたつが、洋上で嵐に遭遇し貨物船が沈没。必死で救命ボートにしがみついたパイはひとり一命を取りとめるが、そこには体重200キロを超すベンガルトラがいた。第85回アカデミー賞で全11部門にノミネートされ、アン・リーが自身2度目となる監督賞受賞を果たした。
ネット上の声
- トラと漂流?ありえるか、そんなこと。トラって何かの比喩だな。か、ま...
- アン・リー監督の美的映像感覚のすばらしさに驚きの息を飲む。 児童文...
- 宗教信者と無神論者が折り合いを付ける作品
- 少年とトラの寓話か、人を食ったホラ話か。
海で遭難する絶望的な、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2012年
- 製作国アメリカ
- 時間127分
- 監督アン・リー
- 主演スラージ・シャルマ