カンヌ映画祭審査員賞受賞作「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」で知られるイタリアのパオロ・ソレンティーノ監督が、「偉大な美」を求めてさまよう初老の作家の姿を描いたドラマ。ローマでは毎夜、テレビスターやアーティスト、モデル、プロデューサーなどのセレブが集まりパーティが繰り広げられている。65歳の作家でジャーナリストのジェップ・ガンバルデッラは、そんなセレブコミュニティの有名人だが、連日の狂騒に嫌気を感じつつあった。そしてある日、初恋相手だった女性の訃報を聞き、心に大きな穴があいたような虚無感にとらわれたジェップは、人生の価値を求めてローマの街をさまよう。主演はソレンティーノ作品常連のトニ・セルビッロ。2013年カンヌ映画祭コンペティション部門出品、ヨーロッパ映画賞作品賞受賞など高い評価を受け、第86回アカデミー賞では外国語映画賞も受賞した。
ネット上の声
- 何もかもが変わり、何もかもが変わらない
- 追憶のローマ........サブタイトルにご用心
- 人々を包み込む眼差しと景観が見どころ
- 重厚ではあるが、何故か拒否反応が。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間141分
- 監督パオロ・ソレンティーノ
- 主演トニ・セルヴィッロ