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日本神話に登場する幻の織物・倭文(しづり)に着目し、「衣」の神秘的な始源をたどったドキュメンタリー。
邪悪なものをはらい、身体を守護する神聖な力を持っていたという幻の織物・倭文。その力の源について解き明かす鍵は、衣服の始源を担った「カジの木」にあった。中国南部を原産とするカジの木のルーツをさかのぼり、台湾、インドネシアのスラウェシ島、南太平洋のパプアニューギニアへと旅していく。さらに日本各地で倭文の痕跡を追っていくと、古代国家の重要な謎が明らかになる。現代の織物作家たちが倭文の創造的復元に取り組む姿も映し出す。
「チロンヌプカムイ イオマンテ」など映像作品と文筆によって独自の“映像民俗学”を開拓してきた北村皆雄監督が、5年の歳月をかけて本作を完成させた。謎めいた日本神話の再現映像には、大駱駝艦主宰の麿赤兒と俳優としても活躍するアーティストのコムアイが出演。モデルの冨永愛が語りを担当。
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督北村皆雄
- 主演麿赤兒
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加藤ミリヤや椎名林檎、マドンナなど数々のバックダンサーを務め、女優、モデルとしても活躍する仲万美の映画初主演作。ダンサーになることを夢見て、家族の反対を押し切って上京したユメは、ダンサーたちとのレベル差に圧倒されながらも、目標達成のための努力を惜しむことはなかった。先の見えることのない夢と厳しい現実の狭間でもがくユメは、たくさんの人たちと出会い、ダンスを続けていくが……。麿赤兒、黒田育世、高島政宏のほか、世界で活躍する日本人ダンサーたちが顔をそろえる。監督は本作が長編デビューとなるカナダ出身のフィル・メッキー。
ネット上の声
- 本物のダンサーがダンサー役を演じているので、ダンスカルチャーをリア...
- ダンスシーンはかっこいいです。
- リアリティ
- 夢の実現のためにひたむきに頑張る反面、家族に反対されたり、お金のために夜職につい
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本,カナダ
- 時間124分
- 監督フィル・メッキー
- 主演仲万美
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ネット上の声
- 変な話を作ることで知られる大和屋父の監督としての代表作
- 大和屋竺の世界認識
- ノワール仕立てにしたことで『裏切りの季節』よりは見やすいが、いかにも実験映画でご
- 主人公たち登場人物の不可解な言動といい現実か空想か区別がつかない世界観といい、ピ
アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督大和屋竺
- 主演辰己典子
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柳楽優弥が海外合作映画に初主演し、モンゴルを舞台に2人の男の旅路を描いたロードムービー。大企業の経営者・三郎を祖父に持つ青年タケシは、贅沢三昧の自堕落な生活を送っていた。ある日、三郎の所有する競走馬を盗んだ罪で、モンゴル人のアムラが逮捕される。三郎は第2次世界大戦終了時にモンゴルで捕虜生活を送っており、現地の女性との間に娘がいた。アムラとの出会いをきっかけに、三郎は生き別れた娘を捜すため、タケシをモンゴルへ送り込む。言葉も通じず、価値観も異なるアムラとともに旅を始めるタケシだったが……。モンゴルの人気俳優アムラ・バルジンヤムがタケシの相棒となるアムラ、麿赤兒が祖父・三郎をそれぞれ演じる。欧米で俳優としても活動する映像作家・KENTAROが長編映画初メガホンをとった。
ネット上の声
- モンゴルの美しい風景が懐かしかった
- モンゴルの自然が圧倒的
- 柳楽優弥が若干苦手な自分にとっては彼が出ずっぱりの本作はやや観るのが辛かったが、
- 祖父がモンゴル人との間に作った娘(=叔母)を探しにモンゴルを奔走するロードムービ
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本,モンゴル,フランス
- 時間95分
- 監督KENTARO
- 主演柳楽優弥
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幕末の土佐で活躍した異端の絵師金蔵のちの絵金の若き性と、あらしのような生命の内面を描く。主役金蔵には、最近脚光をあびている状況劇場の麿赤児。メイン・スタッフは近代映協チームが当り、榎本滋民原作の「血みどろの絵金」を「裸の十九才」の新藤兼人が脚本を担当した。監督はしばらく香港で作品を手がけていた中平康、撮影は「こころの山脈」の杉田安久利。中平監督は、この作品のために自らプロダクションを興した。
ネット上の声
- 中平康なので期待し過ぎてた感じはあるが、昔みたいな勢いは感じられず
- 濃い麿赤兒と切腹のことしか記憶に残らない映画
- 土佐の浮世絵師・金蔵(通称絵金)の生涯を追う
- 幕末土佐の若き異端の絵師・金蔵の壮絶な半生
アクション
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督中平康
- 主演麿赤兒
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阪本順治監督の長編デビュー作で、プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。試合で脳にダメージを負い再起不能となったボクサーの安達英志は、所属ジムを離れ自らのジムを設立する。ある日、元ウェルター級の日本チャンピオン・左島がジムを訪れ、英志はコーチとして彼を雇うことに。しかし練習生たちは英志の横暴さに耐え切れず次々と去っていき、ジムは閉鎖に追い込まれる。古巣のジムに戻った英志は、会長の鴨井とその娘・貴子、そして左島に支えられながら、現役カムバックを目指して動き出す。
ネット上の声
- 【”才能か、努力か・・。”前半は赤井英和のタドタドシイ演技が気になるが、後半は一気に嵌る作品。命を懸けて何かに取り組む人の姿は尊いと私は思うのである。】
- 子供のまんま大人になったみたいな主人公で、この人と関わるなら一発二発殴られてもへ
- ナニワのロッキー、赤井英和のドキュメンタリー、AKAI🎬にこれのシーンも出てきた
- 少し前まで本作はU-NEXTになかったような‥監督の最新作が話題だから追加された
ボクシング、 スポーツ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督阪本順治
- 主演赤井英和
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俳優としても活躍する舞踏家・麿赤兒率いる舞踏集団“大駱駝艦”の夏期合宿を追ったドキュメンタリー。毎年、世界中から集まった経歴も参加目的も様々な若者たちが、大駱駝艦の団員らと共に麿の舞踏を体験している。毎日の過酷な練習を通して麿の基本思想“天賦典式”(この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とする)を実践しようとする若者たちの姿を、大駱駝艦35年の歴史を振り返りながら描いていく。
ネット上の声
- NHKで放送すれば良いのに...
- バランスが崩れたときに
- ひと夏の自分探し
- 無理があるかも
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督岡部憲治
- 主演麿赤兒
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ひょんなことからやくざの仕事(シノギ)を手伝うことになったサラリーマンの姿を描くドラマ。監督は「美味しい女たち」(87)以来の作品となる西村昭五郎。山之内静夫、溝口敦ら11人のライターによるルポルタージュ集『これがシノギや!』(宝島社・刊)を原作にしたもので、石川雅也が脚本、撮影は鈴木耕一が担当。スーパー16ミリ。
ネット上の声
- あれれ。。。
- おもしれー!
- ダメ人間の筧利夫がヤクザになってもダメダメでという話だけど、合間のエピソードが何
- 八名信夫のゴリ押しでマロアカの組に入った筧利夫にシノギ講座
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督西村昭五郎
- 主演筧利夫
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ある地方都市では、税金投入や利権にしゃぶりつこうとするゲスがはびこっていた。そこに氷室という一匹狼のヤクザが流れ着く。彼は後ろ暗いところを持つ土谷組を脅しにかかった。ところが土屋組長は金を積み、氷室に「元組員の桑田を消してくれ」と依頼する。
ネット上の声
- 部外者の漂流モチーフといい粗筋セルフ書き込みのホラーじみた感情表現といいままある
- パッケージの見出し面白すぎだけど白竜はやっぱりカッコいい
- シャベルを持って畑を走り回る男二人が美しい
- 〖1990年製作ヤクザ:OV〗
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督望月六郎
- 主演白竜
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ケーブルテレビ局を経営することになったヤクザ者の奮闘ぶりを描いた、極道コメディ。監督は、本作撮影中に急逝した「Let's 豪徳寺」の前田陽一。前田監督の遺志を継ぎ作品を完成させた協力監督に、「格闘技オリンピック」の南部英夫と「かっ鳶五郎」の長濱英高。小林信彦の同名小説を基に、前田監督と「よいお年を」の北里宇一郎がオリジナル脚本を執筆。撮影を「ヤンキー烈風隊」の満井坦彦が担当している。主演は「幻の光」の赤井英和。スーパー16ミリからのブローアップ。
コメディ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督前田陽一
- 主演赤井英和
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ファンタジー
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督林海象
- 主演麿赤兒
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殺し屋稼家に疲れた男が、死ぬための部屋を探して不動産屋の女係員と共に巡り歩いていく姿を描く、「自転車吐息」(90・16ミリ)の園子温による初の35ミリ劇場用長編作品。全編三十足たらずのシーンを、粗い粒子のモノクロ画面、延々続く長回し、囁くようなセリフ口調、ドラム音のみの音楽で描いている。その独特の斬新なスタイルが評判となり、ベルリン、香港などの映画祭でも招待上映された。
ネット上の声
- その確信犯的静寂に拍手。
- 白と黒の「部屋」
- 是非ご賞味を!
- 単なる自主映画
ファンタジー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督園子温
- 主演麿赤兒
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ネット上の声
- 同系統ってのはそうだろうとは思ってはいたけど、変な展開といい映像や演出のキレとい
- ・「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」を思い出した(翻訳も映画化もずっ
- テンポ自体は悪くないが、漫画っぽいオーバーな演技があまりにもハードさを損ねている
- 司郎(吉澤健)は自らの恋人を襲った組織に復讐するためボスを刺しその手下を撃った
アクション
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督大和屋竺
- 主演吉沢健
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3人の表現者(写真家の荒木経惟、舞踏家の麿赤児、ファンションデザイナーの荒川眞一郎)と、少女と男の純愛ドラマで構成する映像詩。監督・脚本は「性戯の達人 女体壷さぐり」の園子温。撮影を園監督の他、小坂井徹、杉山正弘、小林康宏、鈴木桂子らが担当している。ドラマ部の主演は、「三文役者」の鈴木卓爾。尚、本作は愛知芸術文化センターが企画する、体をテーマにしたアート・フィルムの第8弾作品として製作・公開された。16ミリ。
ネット上の声
- 今この状況で言うと頭がおかしいと思われるかもしれないけれど 園子温でいちばん好き
- 園監督のそれぞれの身体
- 「現し身/映し身」
- 「バンビ?(デイヴィッド・ハンド)」/「夢十夜?(夏目漱石 / 登場人物として運
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督園子温
- 主演荒木経惟
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玩具修理者を巡る少年と女の中篇怪奇ファンタジー。監督は、CG界の第一人者で、本作が初の劇場用作品となるはくぶん。日本ホラー大賞短編賞受賞の小林泰三の原作を基に、相良敦子、はくぶん監督、松尾奈津が共同で脚色。撮影を「Reset」の福本淳が担当している。主演は、「東京マリーゴールド」の田中麗奈。HD24P。DLPプロジェクターによる上映。
ネット上の声
- 注意・修理には不具合が生じます。
- 納涼映画/追憶の怪
- 昨年末にあった角川のフェアで原作を再読したら懐かしくなり、映画化していたと知って
- 短編なのでサクッと、アンティークのような綺麗な映像だけどラストが途中で読めたのと
ファンタジー
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間47分
- 監督はくぶん
- 主演田中麗奈
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美学を独自に研究し、昭和40年にはベルナール・ドールの「ブレヒトの世界」を翻訳刊行したこともある38歳の鈴村靖爾が、暗黒舞踏派「大駱駝艦」の舞踏を撮った作品。8ミリと16ミリでプライヴェート映画を何本か撮っていた鈴村は、「陽物神譚」の以前にやはり「大駱駝艦」を撮った「馬頭記」(16ミリ)を監督・撮影している。(16ミリ)
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督鈴村靖爾
- 主演麿赤兒