「リザとキツネと恋する死者たち」が話題を集めたハンガリーの映画監督ウッイ・メーサーロシュ・カーロイの長編第2作。「リザとキツネと恋する死者たち」でもタッグを組んだモーニカ・バルサイを主演に迎え、かつてハンガリーが社会主義国だった頃に起因する難事件に挑む女性刑事の姿を描く。ハンガリーのブタペスト。殺人課の刑事エーヴァは、同僚の刑事だった夫の自殺を目の当たりにして心に大きな傷を負って以来、死体を見ることができなくなってしまったことから、閑職へ追いやられていた。そんなある日、不可解な死亡事故が相次いで発生。鑑識の結果、事件性はないと判断されるが、疑問を抱いたエーヴァは、新たに赴任してきたペーテルの協力を得て独自に捜査を開始。現場に残された謎のメッセージを手がかりに捜査を進め、やがてハンガリーが社会主義国家だった時代に隠された、政治体制の暗部に迫っていく。ヒューマントラストシネマ渋谷の特集「WCC ワンダーナイト・シネマカーニバル2019」内の「WEC ワールド・エクストリーム・シネマ2019」(10月25日~)上映作品。
ネット上の声
- 重く淀んだ雰囲気だけは悪くない
- なぜかひっくり返る
- 最初から全てに注意を払い、顔と人物相関を
- 雰囲気いいんだけど
サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国ハンガリー
- 時間114分
- 監督ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ
- 主演モーニカ・バルシャイ