「あっしには関わりのねぇこって…」と言い放つニヒルな渡世人。非情な宿命が彼を事件の渦中へと引きずり込む股旅時代劇。
江戸時代後期の上州路。長い楊枝を咥え、「あっしには関わりのねぇこって」が口癖の渡世人・木枯し紋次郎。人との関わりを徹底的に避け、孤独に旅を続ける一匹狼。しかし、偶然助けた女との出会いが、彼の封印した過去を呼び覚ます。その女は、かつて自分を裏切った兄弟分の妻だった。逃れられない因縁と、背後に渦巻く代官所の黒い陰謀。非情な掟と人間の業に翻弄されながらも、己の道を往く紋次郎。彼の剣が抜き放たれる時、物語は血煙の結末へ。
ネット上の声
- 主人公の生い立ちを描くのは続編の定番だが、本作はしっかりと現在進行している「いま
- 一作目の方がカッコいいけど、続編のストーリーとショットの大味さは観てて気持ちいい
- 久々に見たけれど木枯し紋次郎の原作では若くして亡くなった姉がもし生きていたら?と
- ★廓で抱こうとした女が、どうやら故郷で別れた姉のようで、気になってしまう紋次郎
時代劇
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督中島貞夫
- 主演菅原文太