神に見捨てられた街で、カメラを手に生き抜く少年と、銃を手に頂点を目指す少年、二つの運命が交差する衝撃の実話。
1960年代、ブラジル・リオデジャネイロ近郊の貧民街「シティ・オブ・ゴッド」。ここでは、子供たちが当たり前のように銃を手にし、日常的に強盗や殺人が繰り返される。写真家を夢見る気弱な少年ブスカペは、暴力の世界から距離を置き、必死に生き抜こうとする。一方、彼の幼なじみであるリトル・ゼは、幼い頃からためらいなく引き金を弾き、やがて街を恐怖で支配する冷酷なギャングのボスへと成り上がる。激化する抗争の中、ブスカペはカメラマンとしてその現実を記録する立場に。決して交わるはずのなかった二人の道が、街の運命を左右する一大抗争の中で交錯する。
ネット上の声
- これが実話ベースっていうのが信じられない…。ブラジルのスラムの現実、衝撃的すぎた。映像も音楽もスタイリッシュで、あっという間の2時間だったけど、見終わった後の余韻がすごい。
- 問答無用の傑作。
- 面白いけど、とにかくバイオレンスがすごい。子供が平気で銃を撃つ世界は見てて辛い部分もあった。
- 神様なんていない街。子供たちの純粋な悪意が怖すぎる。日本に生まれてよかったと心から思った映画はこれが初めてかも。
実話
- 製作年2002年
- 製作国ブラジル
- 時間130分
- 監督フェルナンド・メイレレス
- 主演アレクサンドル・ロドリゲス