全7作品。長谷川初範が出演した映画ランキング

戦後の日本、巨大公共事業の闇に挑んだ男たち。利権に屈せず、住民の命と故郷の自然を守り抜いた不屈の記録。

舞台は戦後復興期の新潟県。只見川の電源開発計画という巨大公共事業。しかしその裏では、政治家や資本家の黒い利権が渦巻いていた。住民の生活や豊かな自然が脅かされる中、一人の県職員が立ち上がる。彼は信念を共にする仲間たちと共に、圧倒的な権力に敢然と異を唱える。繰り返される圧力や妨害。それでも決して諦めず、住民のための事業を目指し奔走。果たして、彼らの正義の声は巨大な権力に届くのか。実話に基づく、名もなき公人たちの命を懸けた闘いの物語。

世紀の発見を成し遂げ、日米の架け橋となった化学者・高峰譲吉。その知られざる生涯と、妻への愛を描く感動の実話。

明治時代の日本から、20世紀初頭のアメリカへ。アドレナリンの発見者として知られる偉大な化学者、高峰譲吉。渡米した彼は、科学の力で人々を救うべく研究に没頭するが、人種差別という見えない壁が彼の前に立ちはだかる。そんな彼を献身的に支え続けたアメリカ人の妻キャロライン。科学者としての成功だけでなく、母国日本と第二の故郷アメリカの友好を願った高峰は、ワシントンのポトマック河畔に桜を咲かせるという壮大な夢に挑む。歴史に名を刻んだ男の、情熱と愛に満ちた人生の軌跡。

驚異の超能力を持つ男が、自らの運命と巨大な陰謀に立ち向かうSFサスペンス。

平凡なバス運転手、田所。彼に突如として発現した、未来を予知する驚異の超能力。その力は、彼を日常から引き離し、国家を揺るがす巨大な陰謀の中心へと導く。政府機関に追われ、自らの能力に苦悩する田所。彼は愛する人を守るため、そして己の運命を知るため、未知なる旅へと出発。彼の前に立ちはだかる過酷な試練と、衝撃の真実。

昼は冴えないサラリーマン、夜は関東最大の暴力団総長。二つの顔を持つ男の、仁義と愛に揺れる人気シリーズ第8弾。

関東最大の暴力団「新鮮組」の三代目総長、近藤静也。彼の昼の顔は、下着会社に勤める平凡なサラリーマン。カタギとして生きることを望む静也だが、ヤクザ社会の抗争は彼を放ってはおかない。次々と巻き起こる組織間のトラブルと、ライバルたちの策略。愛する同僚との平和な日常を守るため、静也は再び「静かなるドン」として立ち上がる。果たして彼は、二つの世界で己の道を貫けるのか。新たな戦いの火蓋が切られる。

アメリカ進出も果たした、東京・築地市場生まれの食品会社東輝水産は、安価なアジア企業に押され、工場の再生が不可欠となっていた。そんななか、特命を受けた資材担当の営業マンの川森潔（中井貴一）が単身渡米する。

「スパイの妻　劇場版」でベネチア国際映画祭銀獅子賞（監督賞）を受賞した黒沢清監督が、1992年に手がけたバイオレンスホラー。バブル景気で急成長を遂げた総合商社に、絵画取引担当の秋子と警備員の富士丸という2人の新人が入社した。元力士の富士丸は兄弟子とその愛人を殺害したが、精神鑑定の結果無罪となった要注意人物だ。秋子が慣れない仕事に追われる一方で、警備室では目を覆うほどの惨劇が幕を開けていた……。これが映画デビュー作の松重豊が謎めいた凶暴な警備員を演じ、大杉漣、長谷川初範、内藤剛志が共演。1980年代に生まれた伝説的映画製作会社ディレクターズ・カンパニーの最後期の作品。2021年2月13日から、新宿K’s cinemaにてデジタルリマスター版をリバイバル上映。

売れないタレント・太田俊哉は、芸能界のスキャンダルを揉み消す“掃除屋”として食い扶持を稼いでいた。そんなある日、大物スターの代役として映画主演の話が舞い込んでくる。だが映画規模の縮小、スキャンダルなど、さまざまな苦難が襲ってくる。