全5作品。野村真美が出演した映画ランキング

喧嘩と仲間をこよなく愛す、岸和田史上最強の男カオルちゃん。その伝説の始まりを描く、痛快無比の青春グラフィティ。

舞台は70年代の大阪・岸和田。全国にその名を轟かせる伝説の男、村山カオル、通称カオルちゃん。高校に入学早々、その圧倒的な強さで周囲の不良たちを次々となぎ倒す日々。彼の辞書に「敗北」の文字はなし。目的はただ一つ、「最強」であることの証明。しかし、彼の前には同じく頂点を目指すライバルたちが次々と出現。タイマン、集団戦、何でもありの喧嘩三昧。果たしてカオルちゃんは、その拳一つで岸和田の頂点に君臨し続けることができるのか。最強伝説、その序章。

世界の食糧危機を救った小麦「農林10号」を生み出した、名もなき農学者の情熱と苦難に満ちた生涯を描く伝記ドラマ。

明治時代、富山県の貧しい農家に生まれた稲塚権次郎。彼は、冷害や病気に強く、収穫量の多い小麦の開発という壮大な夢を抱き、農学の道を志す。幾多の失敗と周囲の無理解、そして戦争という時代の荒波。それでも決して諦めず、品種改良に人生を捧げた権次郎は、ついに奇跡の小麦「農林10号」を完成させる。その小麦は後にアメリカに渡り、世界の食糧増産に革命をもたらす「緑の革命」の礎となった。世界を救いながらも、歴史に埋もれた一人の男の、知られざる偉大な功績の物語。

タレントや俳優として幅広く活躍する岡田結実が主演を務めたファンタジードラマ。 濃い霧の中、とある場所に集まった8人。彼らは深夜高速バスの乗客と運転手だった。彼らはそれぞれの理由で目的地に向かっていたはずだったが、いまいるそこは何かが違っていた。そこではすべての時計が午前2時13分で止まっていた。実は8人は、バスの事故で生死をさまよっていたのだった。そんな彼らの前に天国への案内人を名乗る男が現れるが、事故で亡くなったのは7人だけで、間違えてそこにきた1人は生き返ることができるというが……。 共演に木村祐一、野村真美ほか。

家庭環境を失った子どもを里親や児童養護施設職員などが家庭に迎え入れて養育する「ファミリーホーム」。その啓蒙活動の一環として、2020年に朗読劇として上演した作品を映画化したもの。平成20年の児童福祉法改正により、小規模住居児童養育事業として実施されたファミリーホーム。一ノ瀬泰と陽子夫妻と娘の茜は、養育者としてホームを経営し、家庭環境を失った子どもたちと共に暮らしている。育児放棄、いじめ、虐待、障害、就活苦などさまざまな問題を抱える子どもたちを迎え入れ、家族として共に日々を送っていた。しかし、ある思いがけない事情により、一ノ瀬ホームの終焉が静かに近づいていく。一ノ瀬夫妻役を川崎麻世、野村真美が演じ、秋吉久美子、木村祐一らが脇を固める。