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自らの老いを自覚しはじめた有名舞台女優が、新作舞台の初日を迎えるまでの葛藤を描いた人間ドラマ。カサベテスの妻でもあるジーナ・ローランズがヒロインを演じ、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。
舞台女優として活躍するマートルは、自分の熱狂的ファンだという少女が車にはねられ即死する現場を目の当たりにしたことをきっかけに、精神のバランスを崩しはじめる。そしてついに新作舞台の初日の夜、開演までに戻るという言葉を残して行方をくらますが……。
カサベテスも出演し、自身の監督作の中でローランズと夫婦役で共演した唯一の作品でもある。
ネット上の声
- 大好きなロックバンド、EGO-WRAPPIN' の楽曲にカサヴェテスというノリノ
- 舞台のタイトルは「セカンド・ウーマン」
- 女優を演じる”女優”ジーナ・ローランズ
- 避けられない“老い”を受け入れる覚悟
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間144分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
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ポーランド出身の鬼才ロマン・ポランスキーがアイラ・レビンの同名小説を映画化したオカルトホラーの先駆的作品。売れない俳優ガイと妻ローズマリーは、マンハッタンの古いアパートに引っ越してくる。そのアパートは以前から不吉な噂がささやかれていたが、若い2人は気に留めることもない。ある日、隣人の老夫婦の養女が不可解な飛び降り自殺を遂げる。その後、隣人夫婦はローズマリーに、養女が生前に身に着けていたペンダントを贈る。やがて奇妙な悪夢とともに妊娠したローズマリーは、次第に情緒不安定に陥っていく。本作が映画初主演のミア・ファローが主人公ローズマリーを熱演し、一躍脚光を浴びた。夫役にジョン・カサベテス。
ネット上の声
- ホラーの原点的傑作だが妊娠者見るべからず
- 70年代オカルトブーム原型がここに 傑作
- こんなマタニティライフ、オラ嫌だぁ😫
- この映画よりも恐ろしい出来事は真実?
トラウマになる、 ホラー
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間137分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演ミア・ファロー
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激しすぎる愛情ゆえに精神を病んでいく女性とその弟の愛と苦悩を描いた、ジョン・カサベテス監督の集大成ともいえる作品。
小説家のロバートは愛や孤独を題材にした作品で評判を呼んでいたが、実生活では他人を愛することに不器用で離婚歴もあった。そんな彼の家に、長年連れ添った夫と別れた姉サラが訪ねてくる。娘が父親との生活を選んだことに傷ついたサラは、狂気の世界へと足を踏み入れていき……。
1984年・第34回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
ネット上の声
- 「人生は自殺と離婚と子供を殴ること」
- カサベテスが問う 人と人の距離とは
- 愛は流れ続けなくても人生は続く
- 映画作家カサヴェテスという男
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国アメリカ
- 時間139分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
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それぞれ仕事もあり、家庭も持っている3人の中年男、ハリー、ガス、そしてアーチーは親友の死という事件に直面する。ショックを受けた彼らはさんざんバカ騒ぎをするが、悲しみは癒えない。やがて3人はロンドンへ行き、そこで女性を誘惑する。しかし事はうまく運ばない……。そんな騒動の果てに、再び生きる気力を取り戻していく男たちの物語。幾度か編集し直され、サンフランシスコ映画祭で上映されたのは、153分版だった。
ネット上の声
- 中年の現実と限界は…
- 子供っぽい大人
- 大袈裟ではなく映画ってここまで、凄いんだって思わせてくれる作品が好きなんだけどカ
- 木更津キャッツアイとかハングオーバーとかのバカな俺たちサイコー!の真逆というか、
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ベン・ギャザラ
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「こわれゆく女」(1974)、「オープニングナイト」(78)などで知られるピーター・フォークとジョン・カサベテスのコンビが主演した男の友情を描くドラマ。日本では「マイキー&ニッキー 裏切りのメロディ」のタイトルでレンタルビデオのみがリリースされていたが、2011年ニュープリントで劇場公開が実現した。組織に切り捨てられ命を狙われるニッキーと、同じ組織に関係する幼なじみのマイキーは、2人で町を出ることになる。しかし、その前に立ち寄ったニッキーの愛人宅での出来事が、2人の逃避行に思いもよらぬ結末をもたらす。
ネット上の声
- ジョン・カサヴェテスとピーター・フォークが送る狂気の一夜
- ドタバタ映画なのにひたすらシリアスで楽しくない
- 愛すべきどうしようもなさ
- すんごい面白かった……
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督エレイン・メイ
- 主演ピーター・フォーク
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駐車場で働くモスコウィッツはなにかにつけ騒ぎを起こす青年。美術館に勤務する女性ミニーは既婚者と付き合っていたが、そのために思い悩むことも多かった。そんなミニーとモスコウィッツがひょんなことから出会う。モスコウィッツはミニーに心を奪われるが、ふたりはうまく交流できず……。男女の姿を通して、結婚の意味を描くドラマ。
ネット上の声
- ミニー&モスコウィッツ
- やっぱしカサヴェです
- こんな恋もいいかも
- 等身大の恋愛物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
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「グラン・プリ」の脚本を書いたロバート・アーサーの原案・脚本を「太陽の中の対決」のマーティン・リットが監督したドラマチックなアクションもので、彼の第1回監督作品。撮影は「レースに賭ける男」のジョセフ・ブランのニューヨーク・ロケ、音楽は「ミクロの決死圏」のレナード・ローゼンマンが、担当した。出演は「特攻大作戦」のジョン・カサヴェテス、「招かれざる客」のシドニー・ポワチエ、「特攻大作戦」のジャック・ウォーデン、「フリッパー(1963)」のキャスリーン・マガイヤほか。製作はデイヴィッド・サスキンド。
ネット上の声
- 自分の弱さを克服できたとき。
- わあ、結末が凄くて呆気に取られて唸ってしまった
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督マーティン・リット
- 主演ジョン・カサヴェテス
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ニューヨークに住む有名な建築家フィリップは自分の人生を見つめ直すため、妻アントニアを残し、娘ミランダを連れてギリシャへ渡り、孤島で暮らし始める。やがて、そこで知り合った女性アリサと恋に落ちるフィリップ。しかし妻アントニアが島に乗り込んできて……。シェイクスピアの戯曲を現代風にアレンジしたコメディ。
ネット上の声
- ご存知シェイクスピアのテンペストであるがシェイクスピアのテンペストではない、これ
- 老年カサヴェテスの人生の倦怠に家族が巻き込まれて、ギリシャの島でテンペスト
- 原案がシェイクスピアだけあって楽しい映画では無い
- ラウル・ジュリアのボス回想なんなんだー笑
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国アメリカ
- 時間136分
- 監督ポール・マザースキー
- 主演ジョン・カサヴェテス
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交通事故で四肢の機能を失った若い彫刻家の生きることへの苦悩と愛を描く。製作総指揮はマーティン・C・シュットとレイ・クーニィ、製作はローレンス・P・バックマン、監督は「ドラキュラ(1979)」のジョン・バダム。ブライアン・クラークの舞台劇を基にブライアンとレジナルド・ローズが脚色。撮影はマリオ・トッシ、音楽はアーサー・B・ルービンスタイン、編集はフランク・モリス、製作デザインはジーン・キャラハンが各々担当。出演はリチャード・ドレイファス、ジョン・カサヴェテス、クリスティン・ラーティ、ボブ・バラバン、ケネス・マクミラン、カーキ・ハンター、キャスリン・グロディなど。
ネット上の声
- 死から生きる事を知る
- 良い作品だと思う
- ブライアン・クラークによる戯曲の
- 当時片思いだった人と観に行った
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ジョン・バダム
- 主演リチャード・ドレイファス
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浮気相手の女性に結婚を迫られた、大楽団の指揮者アレックスは、自殺に見せかけて彼女を殺害する。そして自分はコンサートの指揮をとりアリバイを作り上げた。
ネット上の声
- コロンボ対ジョンカサヴェテス
- シリーズ中でも屈指の名編
- 決定的な証拠は何だ?!
- アリバイを崩せ☆3.0
刑事コロンボ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ニコラス・コラサント
- 主演ピーター・フォーク
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アメリカの20年代、シカゴの夜の市長といわれたギャングのボス、アル・カポネの生涯を描く。製作は68年の「マシンガン・シティ」で同じくアルを描いたロジャー・コーマン、監督は「ドラム」のスティーヴ・カーヴァー、脚本は「マシンガン・シティ」のハワード・ブラウン、撮影はヴィリス・ラテニークス、音楽はデイヴィッド・グリスマンが各々担当。出演はベン・ギャザラ、スーザン・ブレイクリー、ハリー・ガーディノ、ジョン・カサヴェテス、シルヴェスター・スタローンなど。
ネット上の声
- スタローンのボディガード
- カポネの半生
- 娘が誕生日のお祝いに本作のBlu-rayとスタローンの映画のパンフレット20冊ほ
- シルベスター・スタローン映画出演第二作目
アクション
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督スティーヴ・カーヴァー
- 主演ベン・ギャザラ
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ニューヨークの貧民街に母親そして弟と暮らすフランキーはストリート・ギャングのリーダーだった。ギャング同士の争いも絶えなかったが、そんな中、仲間のレニーが警察に逮捕されてしまう。フランキーと仲間は警察に通報したマカリスターを恨み、彼を殺そうとするが……。
ネット上の声
- ジョン・カサヴェテスが主演!しかも18歳の役だけあって、めっちゃ若い
- アクション/ 犯罪/ ドラマ/ フィルムノワール/
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督ドン・シーゲル
- 主演ジェームズ・ホイットモア
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元アメリカ諜報員ピーターは誘拐された息子ロビンを追って、シカゴへやってくる。ピーターの同僚だったチルドレスは超能力者だったロビンを諜報活動に利用しようと企んでいたのだ。一方、シカゴで暮らしていた少女ギリアンもまた超能力の持ち主だった。ピーターはギリアンの存在を知り、彼女の協力でロビンを捜し出そうとするが……。超能力に絡む陰謀、そしてそれに立ち向かう者の戦いを描くサスペンス・スリラー。スローモーションなどデ・パルマ監督の映像テクニックが冴え渡る。
ネット上の声
- キャリーとは全く違う、アクション映画と超能力ものSFの合体みたいなものとお思い下さい 土曜洋画劇場に相応しい肩の凝らない作品です
- 全然関係ないんですが、年末にBSテレ東で放送されてTVerで現在配信中の「テレビ
- 70年代、子どもが悪鬼になる共通の夢魔
- 『キャリー』の二番煎じと侮るなかれ
サスペンス
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督ブライアン・デ・パルマ
- 主演カーク・ダグラス
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フットボールの選手権試合に、無差別乱射事件が起こり,パニック状態におちいる人々と立ち向うSWATを描く。製作はエドワード・S・フェルドマン、監督は「さよならコロンバス」のラリー・ピアース、脚本はエドワード・ヒューム、原作はジョージ・ラ・フォンテイン(早川書房刊)、撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はチャールズ・フォックスが各々担当。出演はチャールトン・ヘストン、ジョン・カサヴェテス、マーティン・バルサム、デイヴィッド・ジャンセンなど。
ネット上の声
- 観終わった後の印象は果てしない虚無感だ 恐ろしい世界に、米国社会は突入しようとしているという予言だったのだ
- 超満員の観客が集まったアメフトの試合の最中、ライフル銃を持つ何者かがスコープ越し
- 正体不明の犯人による無差別テロの恐怖
- 1970年代パニック映画の名作はこれ!!
パニック、 サスペンス、 アクション
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督ラリー・ピアース
- 主演チャールトン・ヘストン
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ミーノ・ローリとジュリアーノ・モンタンドの脚本を、ジュリアーノ・モンタルドが監督したアクションもの。撮影をエリコ・メンツェル、音楽は名手エンニオ・モリコーネが担当している。出演は「ローズマリーの赤ちゃん」のジョン・カサヴェテス、「ダブルマン」のブリット・エクランド、他にピーター・フォーク、サルヴォ・ランドーネ、ガブリエレ・フェルゼッティなど。テクニカラー、テクニスコープ。
ネット上の声
- 刑事コロンボがマフィアに扮している。
- ジョン・カサヴェテス主演クライムアクション
- ジョン・カサヴェテス&ピーター・フォーク
- 非情な世界の哀れな末路を鮮やかに
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国イタリア
- 時間96分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演ジョン・カサヴェテス
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第2次大戦終結直後のヨーロッパを舞台に、ナチスが隠匿した巨額の金塊をめぐって展開する国際的陰謀を、パットン将軍の死の真相と重層させて描くサスペンス映画。製作はアーサー・ルイス、監督は「ダーティ・メリー クレイジー・ラリー」のジョン・ハフ。フレデリック・ノーラン原作の『アルゴンキン計画』を基にアルビン・ボレッツが脚色。撮影はトニー・アイミ、音楽はローレンス・ローゼンタール、編集はデイヴィッド・レーン、美術はロルフ・ツェートバウアーが各々担当。出演はソフィア・ローレン、ジョン・カサヴェテス、ジョージ・ケネディ、ロバート・ヴォーン、パトリック・マクグーハン、ブルース・デイヴィソン、エドワード・ハーマン、マックス・フォン・シドー、エド・ビショップ、リー・モンターギュなど。
ネット上の声
- これはちょっとしたマックス・フォン・シドー版の『ジャッカルの日』ですね
- ナチスの金塊強奪事件とパットン将軍暗殺計画を絡めた良作☆
- パットン将軍の死を独自仮説で描いた力作
- どうやって止まらない男を止めるか
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督ジョン・ハフ
- 主演ソフィア・ローレン
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早撃ち名人にまつわるサスペンスをとりあげた「海の荒くれ」のロバート・パリッシュ監督になる西部劇。西部物作家トーマス・トンプソンのオリジナル・ストーリーを、TVドラマ作家ロッド・サーリングが脚色した。撮影はジョージ・フォルシー。音楽はJ・アレクサンダー。「最後の銃撃」のロバート・テイラー、「女はそれを我慢出来ない」のジュリー・ロンドンが主演。「ララミーから来た男」のドナルド・クリスプ、「悪人への貢物」のロイヤル・ダノ、ジョン・カサヴェテス等が助演。J・ロンドンのうたう主題歌は、「知りすぎていた男」のジェイ・エヴァンスが作詞・作曲したものである。製作はアーマンド・ドゥイッチ。
ネット上の声
- 引退した凄腕ガンマン=ロバート・テイラーと厨二病の弟=カサヴェテス
- 元早撃ちガンマンと年の離れた弟との確執
西部劇
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督ロバート・パリッシュ
- 主演ロバート・テイラー
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「明日なき男」のアンドリュー・L・ストーンが実話にもとずいて製作・脚本・監督に当たった1955年犯罪活劇で、「死刑囚2455号」のフレッド・ジャックマン・ジュニアが撮影を、「三人の名付け親」のルシアン・カイリエが音楽を担当した。出演者は「欲望の谷」のジャック・ケリー、テレビ・スターのヒルディ・パークス、ジョン・カサヴェテス、「死刑囚2455号」のヴィンス・エドワーズ、デイヴィッド・クロスなど。
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督アンドリュー・L・ストーン
- 主演ジャック・ケリー
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新旧二つのタイプの犯罪者同士の葛藤を描いた作品。製作はディノ・デ・ラウレンティス、監督は「ドクター・コネリー キッド・ブラザー作戦」のアルベルト・デ・マルティーノ、撮影はアルド・トンティが担当。出演は「ローズマリーの赤ちゃん」のジョン・カサヴェテス、「魂のジュリエッタ」のアニタ・サンダース、ほかにニコス・コルコロス、ルイジ・ピスティリ、オズワルド・ルッジェーリ、ガブリエレ・フェルゼッティ、ピエロ・モッジア、マルク・フィオリーニ、グイド・ロロブリジーダなど。テクニカラー、テクニスコープ
ネット上の声
- カサヴェティスが、運転手やボクサーくずれを集めて宝石強盗
- 製作年1968年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督アルベルト・デ・マルチーノ
- 主演ジョン・カサヴェテス