全10作品。ゾーラ・バーチが出演した映画ランキング

郊外の新興住宅地に暮らす夫婦と娘の三人家族。夫婦仲は冷め、娘は親と意思の疎通がない。おかしな青年とゲイ嫌いの父親がいる隣家も同様の家庭だ。だが夫がリストラに合い、娘の友人に性的妄想を抱き、妻は浮気、娘は隣家の青年と駆け落ちを決意し……。コミカルで辛辣な家庭崩壊ドラマ。アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞の5部門を獲得。

ダニエル・クロウズのカルトコミックを原作に、疎外感を抱えて生きる少女2人の日常をポップかつユーモラスに描いた青春ドラマ。 幼なじみで親友のイーニドとレベッカは高校を卒業したものの、進学も就職もせずに気ままな毎日を過ごしている。そんなある日、2人は悪戯心から、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアを呼び出して尾行する。イーニドは冴えないシーモアになぜか興味を抱き、彼の趣味であるブルースのレコード収集を通して親交を深めていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、イーニドとレベッカは次第にすれ違うようになっていく。 「アメリカン・ビューティー」のソーラ・バーチがイーニド、「のら猫の日記」「モンタナの風に抱かれて」などで子役として活躍してきたスカーレット・ヨハンソンがレベッカを演じ、冴えない男シーモアを「ファーゴ」のスティーブ・ブシェーミが好演。「クラム」のテリー・ツワイゴフが監督を務め、原作者クロウズと共同で脚色も担当。

悪い飼い主からお金や宝石を盗むテクニックを教え込まれた天才猿と、彼を拾ったかわいい少女が巻き起こす騒動を描くファミリー・コメディ。監督は、フェリーニやゼフィレッリら巨匠の下で腕を磨いたイタリア映画界出身のフランコ・アムーリで、本作は『フラッシュバック』（Ｖ）に続く2本目のハリウッド映画。脚本は、監督と「リトル・フットの大冒険　謎の恐竜大陸」のステュー・クリーガーの共同。製作はミミ・ポークとハイディ・ルーファス・アイザックス、エグゼクティヴ・プロデューサーは「1492・コロンブス」の監督リドリー・スコット。撮影は「サスペリア」のルチアーノ・トヴォリ、音楽はマーク・マンシーナが担当。出演は「パトリオット・ゲーム」の子役ソーラ・バーチ、「逃亡者(1993)」のミミ・ロジャースらに加え、「パルプ・フィクション」など、近年出演作が目白押しのハーヴェイ・カイテルが漫画チックな悪役を怪演。そして、一方の主役というべき猿は、ハリウッド随一の動物トレーナー、マーク・ハーデンに調教された″フィンター″君。日本語吹き替え版のみが公開された。

英国の名門パブリックスクールで、4人の男女が行方不明に。ひとり生還したリズは、精神科医に事の顛末を語る。が、それは彼女の企てに手を貸した友人の証言とは異なっていた。はたして事件の真相は？　原作はオックスフォード在学中に出版した本作で注目を集めたガイ・バートの同名小説（アーティストハウス刊）。監督は「マーサ・ミーツ・ボーイズ」でデビューしたニック・ハム。音楽は「π」のクリント・マンセル。

アメリカ、辺境の田舎町ミニンワ。その町には小さいながらも確かに人が住み、それぞれが問題をかかえて生活していた。生活苦にあえぐ農家の夫婦とゲイであることをカミングアウトできずにいるその息子、不法移民の男を愛し結ばれようとするモーテルの客室係や、望まない妊娠が発覚してしまったヘアスタイリスト―。そんな彼らの悩みをちっぽけなものと嘲笑うかのように、前代未聞の超大型竜巻が発生しミニンワを襲おうとしていた。(C) 2021 IP Thirteen Minutes LP. All rights reserved.

東ヨーロッパを訪れたアメリカ人大学生グループが、偶然乗り込んだ列車内で想像を絶する恐怖に襲われるサバイバルホラー。レスリングの国際大会に参加するため、チームメイトたちと東ヨーロッパへやって来た女子大生アレックス。リトアニアで列車に乗り遅れてしまった彼女たちは、そこに居合わせた女性医師の案内で別の列車に乗車。しかし、列車内には不気味な空気が流れており……。ヒロイン役に「ゴーストワールド」のソーラ・バーチ。

　自然の美しさと厳しさに満ちたアラスカを舞台に、行方不明になった父親を探す兄妹と一匹のシロクマの、の波乱に満ちた冒険を描くサバイバル・アドベンチャー。父の乗った飛行機がアラスカに不時着したことを知らされたショーンとジェシー。

1998年春、15歳の榊原恒一は、ある地方都市の学校へ転校するが、早々に持病の発作が起こり病院へ担ぎこまれる。症状も無事に回復したある日、病院のエレベーターで眼帯をした美少女と出会った恒一は、思わず見入ってしまうが、少女は地下の霊安室で不可解な言葉を残して消えてしまった。ベストセラー作家・綾辻行人の原作小説を映画化したホラーミステリー。主演はドラマ「クローンベイビー」の山崎賢人と「告白」の橋本愛。「オトシモノ」の古澤健監督がメガホンをとる。