映画監督ジャック・ドゥミの原点。フランスの港町ナントで過ごした、映画への夢と愛に満ちた少年時代を妻アニエス・ヴァルダが描く伝記映画。
舞台は1940年代、フランスの港町ナント。自動車整備工場を営む家庭に生まれた少年ジャック。彼の心は、機械いじりよりも、魅惑的な映画の世界に夢中。両親の反対を押し切り、なけなしの小遣いで手に入れたカメラで、彼は自分だけの物語を撮り始める決意。コマ撮りアニメーションや手作りの特撮に熱中するジャックの姿。それは、後に『シェルブールの雨傘』などを生み出す世界的監督の創造性の源泉。最愛の夫の少年時代を、妻であるアニエス・ヴァルダが愛情深い眼差しで再現した、映画への情熱と家族の愛に満ちた物語。
ネット上の声
- 映画への深い愛着に溢れた大傑作
- ジャコの幸福な人生
- 映画の幸福な時代
- 人生の代表的な瞬間のハイライトを、つまりきたるべき不在のアーカイブを、定着させた
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演ジャック・ドゥミ