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逆境にもめげず、明るく強く生きる夢見がちな少女の姿を優しい視点で描いたヒューマン・ストーリー。全米公開時には女性観客の強い支持を得て、異例の再ロードショーが行われた。原作は、『秘密の花園』『小公子』などの児童文学の名作で知られる女性作家、フランセス・ホジスン・バーネットの『小公女』で、名子役シャーリー・テンプル主演の「テンプルちゃんの小公女」(39)に続く2度目の映画化。監督はメキシコ映画界出身で、米国のテレビシリーズ『堕ちた天使たち』(V)の1編『Murder Obliquely』を演出したアルフォンソ・クアロンで、彼にとって初のアメリカ映画。脚本は「マディソン郡の橋」のリチャード・ラグラヴェネスとテレビドラマ『Afterburn』のエリザベス・チャンドラー。製作は「クイズ・ショウ」のマーク・ジョンソン、エクゼクティヴ・プロデューサーは、映画監督ノーラ・エフロンの妹で、作家でもあるエイミー・エフロン。撮影は「雲の中で散歩」のエマニュエル・ルベスキ、音楽は「カリートの道」のパトリック・ドイル、美術は「バットマン リターンズ」のボー・ウェルチがそれぞれ担当。出演は、1万人の中からヒロインに選ばれた10歳のリーセル・マシューズ、「白馬の伝説」のリーアム・カニンガム、『ブラック・ビューティ/黒馬物語』(V)のエレナー・ブロン、「ハネムーン・イン・ベガス」の子役ヴァネッサ・リー・チェスターほか。
ネット上の声
- 原作の『小公女』とまさかと思うほど違ったけれど、同じくハッピーエンドなので、まあ
- 美しい映像と少女の愛らしさに心が洗われる素敵なファンタジー
- 95年vs39年vs世界名作劇場vs原作
- 1939年テンプル版よりかなりいい・・・
ファンタジー
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督アルフォンソ・キュアロン
- 主演リーセル・マシューズ
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「ケス」「大地と自由」などの社会派作品で知られるイギリスの名匠ケン・ローチが、アイルランド独立戦争とその後の内戦を題材に撮りあげた人間ドラマ。激動の時代に翻弄される人々の悲劇を、アイリッシュ・トラッドの名曲「麦の穂をゆらす風」の旋律にのせて描き出す。
1920年、英国による支配が続くアイルランドでは独立の気運が高まっていた。田舎町コークで暮らす青年デミアンは医師になるためロンドンへ旅立とうとしていたが、英国軍の暴虐な振る舞いに憤りを感じ、兄テディとともに義勇軍に身を投じる。やがてイギリスとアイルランドの間に講和条約が結ばれるが、その内容は完全な独立とはほど遠く、条約の是非を巡ってアイルランド人同士の内戦が勃発。デミアンとテディも対立する立場となってしまう。
アイルランド出身のキリアン・マーフィが主人公デミアンを熱演し、「日蔭のふたり」のリーアム・カニンガムが共演。2006年・第59回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した。
ネット上の声
- 自由と正義に引き裂かれる同胞たち
- アイルランド独立闘争を描いた作品は何作か鑑賞したが、本作が一番堪えたかもしれない
- 学生の時にライブ観るために夜行バスで朝東京について暇つぶしに早稲田松竹でかかって
- お恥ずかしながらアイルランド問題に対する知識がかなり乏いのだけど、こんなにも根深
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イギリス,イギリス,ドイツ,イタリア,スペイン
- 時間126分
- 監督ケン・ローチ
- 主演キリアン・マーフィ
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「それでも夜は明ける」で第86回アカデミー作品賞を受賞したスティーブ・マックイーン監督が、2008年に発表し、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞した長編デビュー作。1981年、北アイルランドのメイズ刑務所に、イギリスのサッチャー政権に弾圧され、政治犯として権利を奪われたIRA(アイルランド共和軍)のボビー・サンズらが収監されていた。自らの信念を貫くためサンズと仲間たちは抵抗を繰り返すが、看守たちの暴力によって制圧され、何も状況は変わらない。サンズは最後の抗議手段としてハンガー・ストライキの実行を決意する。
ネット上の声
- 先日観た『SHAME -シェイム-』が好みだったので、スティーヴ・マックイーン監
- 『それでも夜は明ける』の数段上の作品
- 主人公の強さに惹かれました
- 長回しの演出は必要ないよ
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間96分
- 監督スティーヴ・マックィーン
- 主演マイケル・ファスベンダー
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「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアットが監督・脚本を務めたサスペンスアクション(日本劇場未公開)。出演はブライアン・コックス、ジョセフ・ファインズ、ドミニク・クーパー。
ネット上の声
- 人生は監獄みたいなもんだ、脱獄すべきだね
- 監督が大作に抜擢されるのも納得の面白さ
- 脱獄おじいさん
- 脱獄それすべて
アクション
- 製作年2008年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間102分
- 監督ルパート・ワイアット
- 主演ブライアン・コックス
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海で遭難する絶望的な、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督チャールズ・ビーソン
- 主演リーアム・カニンガム
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これまでにも数多く映像化されてきたブラム・ストーカーの名作小説「吸血鬼ドラキュラ」から、第7章「デメテル号船長の航海日誌」を映画化したモンスターホラー。
ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇する。デメテル号船長の航海日誌に記されたおよそ1カ月におよぶ無慈悲な存在との対峙の記録をもとに、大海原をわたるデメテル号に何が起こったのか、そして謎に包まれた50個の木箱の中身をめぐる恐怖の物語が展開する。
英国へ戻るため乗り込んだデメテル号で悪夢に巻き込まる主人公クレメンス医師を、「ストレイト・アウタ・コンプトン」「キングコング 髑髏島の巨神」などに出演するコーリー・ホーキンズが演じる。「MAMA」「スレンダーマン 奴を見たら、終わり」などホラー映画に多数出演し、異形のクリーチャーも数多く演じてきたハビエル・ボテットがドラキュラ役を務めた。監督は「スケアリーストーリーズ 怖い本」「ジェーン・ドウの解剖」のアンドレ・ウーブレダル。
ネット上の声
- たとえあまり知られてないエピソードの映画化だとしても…
- 着目点と脚色が斬新 重厚ささえ感じる映像美
- 嵐の中では誰も助けてはくれない
- 淡々と殺戮が繰り返されるだけ
ホラー
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督アンドレ・ウーヴレダル
- 主演コーリー・ホーキンズ
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イギリスの文豪トーマス・ハーディによる小説「日陰者ジュード」を、マイケル・ウィンターボトム監督が映画化。19世紀イギリス。大学進学を目指す青年ジュードは、アナベラという娘に誘惑され、妊娠を理由に結婚させられてしまう。だが当然その結婚はうまくいくはずもなく、すぐに破局。働きながら勉強を再開したジュードの前に、ある日いとこのスーが現れる。2人は激しい恋に落ちるが、彼らには過酷な運命が待ち受けていた……。
ネット上の声
- 胸に突き刺さりトラウマになる悲劇映画…
- 公開当時自分の身に起こった悲惨な事と
- 「生命力」をかなり奪われます。
- 監督は好きなんだけど・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国イギリス
- 時間123分
- 監督マイケル・ウィンターボトム
- 主演クリストファー・エクルストン
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人間の魂を翻弄する謎の男によって死の運命へと誘われていく人々をゴア描写たっぷりに描き、世界各地の映画祭で注目を集めたイギリス製サスペンススリラー。田舎町の小さな警察署に赴任してきた新人警官レイチェル。彼女にとって初めての夜勤の晩、署に不気味な男が連行されてくる。やがて刑務所にいた7人の男女に次々と不可解な出来事が起きはじめ、男が持っていた1冊のノートには、死んだ人間の名前がびっしりと書き連ねられていた。ヒロイン役を「ザ・ウーマン」のポリアンナ・マッキントッシュ、謎の男役を「麦の穂をゆらす風」のリーアム・カニンガムがそれぞれ演じた。監督は本作が長編デビューとなるブライアン・オマリー。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。
ネット上の声
- 同名映画に注意。罪人達を誘う、地獄の業火
- ダメだこの邦題…早くなんとかしないと…
- 邦題を考えた人、騙しのプロやな。
- どいつもこいつも
ホラー
- 製作年2014年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間92分
- 監督ブライアン・オマリー
- 主演リーアム・カニンガム
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ネット上の声
- アルジェント映画に望んでいるもの
- アンナ「公私混同しない主義なの」
- ある意味、驚愕のラストだった
- おとなしくなったアルジェント
どんでん返し、 ホラー
- 製作年2004年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督ダリオ・アルジェント
- 主演ステファニア・ロッカ
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哲学者としても著名なジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」をベースにした心理ミステリー。ベルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカからやって来た政府高官の幼い息子が、「独裁者」というモンスターへと変貌を遂げる謎に迫るさまを描く。1918年、ベルサイユ条約締結のため、米政府高官が妻と息子とともにフランスに送り込まれた。まるで少女のように美しい息子だったが、終始不満を抱え、教会へ投石するなど、不可解な行動や言動繰り返し、両親は頭を悩ませていた。周囲が心配する中、少年の性格は恐ろしいほどゆがんでいき、やがて彼の中の怪物がうめき声を上げる。少年の母親役に「アーティスト」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたベレニス・ベジョ。少年役に本作が映画デビューとなったトム・スウィート。監督は「メランコリア」などで俳優としても活躍するブラディ・コーベット。
ネット上の声
- 余りに酷いストーリー展開のためか、試写会でも途中退場続出
- 幼少期が理由であっても、言い訳にはならない。
- 映画自体は退屈至極だが鑑賞後に尾を引く
- 最近寝つけが悪い人には最適な作品かも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,ハンガリー,フランス
- 時間116分
- 監督ブラディ・コーベット
- 主演トム・スウィート
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各国の情報機関や犯罪組織などが短波放送を使って暗号化した指令を現場のエージェントに送信する「乱数放送(Numbers Station)」を題材にしたサスペンスアクション。CIA捜査官のエマーソンは、あるミスが原因で長年にわたり活躍してきた現場から外され、イングランド東部の旧アメリカ軍基地内に置かれたCIA乱数放送局に左遷される。そこで暗号作成係のキャサリンと放送局を護衛する任務に就いたエマーソンだったが、ある時、謎の集団が基地を襲撃。CIAの幹部たちを暗殺せよとの偽指令が世界中のエージェントたちに送信されてしまう。さらに、CIA本部からは知りすぎたキャサリンを処分し、放送局から撤収するよう命令が下るが……。主演にジョン・キューザック、相手役のキャサリンは「ウォッチメン」「ロック・オブ・エイジズ」のマリン・アッカーマン。
ネット上の声
- 地味…でも、ジョン・キューザックだから仕方ない😅
- 鑑賞の優先順位は低いが、観れば楽しめる
- キューザックが少し老けてしまったな~。
- 久々に私好みの「サスペンス映画」♡
サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督カスパー・バーフォード
- 主演ジョン・キューザック