全12作品。亜矢乃が出演した映画ランキング

6人の監督が新しい性愛の可能性を探る特集「Love＆Eros CINEMA COLLECTION」の1作。父親のアンティークショップを経営する美砂は、そこで出会った信次と結婚し、平凡ながらも幸せに暮らしていた。出版社に勤める信次は小説家になる夢をあきらめきれず、“トキオ”という名を名乗って美砂にメールを送る。身に覚えのない男からのメールを無視していた美砂だが、次第にトキオにひかれていき、後ろめたさから目隠しをしてトキオに合うようになる。

湘南・鎌倉を舞台に、「預けた記憶」をテーマにした男女の物語。 ある日訪れた渋谷のライブ会場で颯一の目にふと入ったのは、10年前訪れた湘南で偶然に出会った美央だった。「I forget」の前奏が静かに爪弾かれる中、颯一は美央と過ごしたあの一日をゆっくりと思い出していく。

伝説の殺し屋・フラワー。それはメキシコで殺しの腕を磨いた残虐で無慈悲な人物とされていた。殺人現場に一輪の花を残して姿を消すフラワーの真の姿に迫るべく、1人の女殺し屋・モモコが追跡を開始。やがて姿を現したフラワーは、噂とは全く違っていた。

心優しき殺し屋・フラワーはモモコの手引きで隠れ家に身を寄せていた。彼が以前所属し、逃げ出した闇の殺し屋軍団の首領・マザーとその部下たちが、フラワーの命を狙って秘密裏に来日してきたのだ。そして、日本が血の海に染まろうとしていた。

女学生たちが海で溺れる夢にうなされるOLの莉乃は、会社の同僚たちと海沿いの宿へ行くことに。宿に着いた莉乃はモンペ姿の少女を見かけるが、同僚たちには見えていないらしい。翌日、莉乃たちはかつてこの海で大勢の少女たちがおぼれ死んだ話を聞かされ…。

「サル」「モルモット」の葉山陽一郎監督が、醜く生まれた男の悲恋と不遇を描く。ムンクの絵画「叫び」に描かれている人物そっくりに生まれた赤沼かずおは、その容姿のためにいじめを受け続け、引きこもりになる。デザインの才能があったかずおは、やがて父親が経営するアパレル会社のデザイナーとして在宅で仕事を始めるが、そんなある日、子どもの頃に恋心を抱いていた女性・怜子が父の会社で働いていることを知る。怜子がかずおのデザインを高く評価していると聞き、かずおはわずかな希望を抱くが……。ヒロインの怜子役に「完全なる飼育 メイド、for you」の亜矢乃。

インターネット上でささやかれる都市伝説に遭遇してしまったヒロインの恐怖を描くホラー。ある日、自宅の部屋から妹の真菜が突然いなくなってしまった亜子は、大学の親友・佐知とともに、真菜がいなくなったときに開かれていたパソコンのストリートビューの画面をもとに妹を捜しはじめる。最初に目をつけた古民家に向かうも、これといった手がかりがつかめなかった亜子は、公園で不思議な少女・舞と出会い……。

「親指Pの修業時代」「犬身」などで知られる松浦理英子が、女性同士の恋愛を描いた小説を、写真家・野村誠一が映画化。主演は亜矢乃、汐見ゆかり。フォトグラファーの容子は、学生時代の恋人・花世との別れ以来、なかなか人と深く付き合うことができずにいた。ある日、容子は少し前から互いに惹かれ合っている由梨子と取材旅行に行くことになるが、その矢先に近所のペットショップで働く花世と偶然再会する。封印していた花世との思い出が蘇り、容子は2人の女性の間で揺れる。

東本昌平の人気バイク漫画「キリン」の「POINT OF NO-RETURN!」編を大鶴義丹監督、真木蔵人主演で実写映画化。バイク・カタナに乗るキリンと呼ばれる中年の男が、ポルシェ911と公道で繰り広げる熱い戦いを描く。バーで出会った女性トモミと一夜を過ごしたキリンは、立ち寄ったバイク屋でかつて自分が乗っていたバイク・カタナを見つける。事故に遭って廃車にしたはずだったが、最新のパーツが装備され、より戦闘的な雰囲気を漂わせるカタナをみたキリンの胸中にある思いがよぎる。

実在の事件に基づいた松田美智子の小説「女子高校生誘拐飼育事件」を原作とするシリーズ第7弾で、初の3D作品。監督は深作欣二の長男・深作健太。冴えない漫画喫茶の店長・椛島は、メイド喫茶で働くメイドの苺に恋をしていた。メイド喫茶に通いつめるうち、椛島は苺が自分に好意を寄せていると思い込み、自分の店に連れ込み監禁してしまう。最初は椛島を拒絶していた苺も、次第に心を開いていき……。

記者や字幕制作、映画監督として長年にわたり日本の映画界に携わってきたノーマン・イングランドがメガホンをとった異色サスペンス。変な男からのナンパや上司のセクハラに悩まされる20代のOL。ある日、彼女のアパートの隣室に同じ年ごろの女性が引っ越してくる。女性の部屋には次々と男女が出入りし、一晩中、性的な騒音が聞こえてくる。嫌悪感を抱きながらも女性の性生活に興味を持ちはじめた彼女は、意を決して女性の部屋に入ってみるが……。「冷たい熱帯魚」の脚本を手がけた高橋ヨシキが脚本に協力。