「愛、アムール」「ファニーゲーム」などの名匠ミヒャエル・ハネケが監督・脚本を手がけた異色の群像劇。パリの街を舞台に、女優アンヌと恋人で戦場カメラマンのジョルジュ、彼の弟ジャン、アフリカ移民2世の青年アマドゥ、ルーマニアからの不法移民マリアら、それぞれ問題を抱える5人が織りなすエピソードを描く。パリで暮らす女優アンヌのもとに、恋人ジョルジュの弟ジャンが突然訪ねてくる。実家の農家を継がせようとする父に反抗し、家出してきたのだという。アンヌの素っ気ない対応にいら立ちを覚えたジャンは、物乞いをしている女にパンの包み紙を投げつける。それを見た青年アマドゥはジャンに謝るよう要求するが……。アンヌを「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ、ジョルジュを「ヒア アフター」のティエリー・ヌービックが演じた。2000年・第53回カンヌ国際映画祭コンペティション出品。
ネット上の声
- わかるはずが無いのか、わかり合えないのか
- 僕の感想。 現代人間社会のスパイラル
- ミヒャエル・ハネケ作品鑑賞5本目
- ぼんやりとしかわからんのだ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス,ドイツ,ルーマニア
- 時間113分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演ジュリエット・ビノシュ