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事故により四肢麻痺となった男性が尊厳死を求めて闘う姿を実話に基づいて描き、2005年・第77回アカデミー外国語映画賞をはじめ数々の映画賞に輝いた社会派ヒューマンドラマ。尊厳死活動家ラモン・サンペドロの手記を基に、「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督がメガホンをとり、「夜になるまえに」のハビエル・バルデムが主演を務めた。スペインの海辺の町で生まれ育ち、船員として世界中の海を旅して回ったラモン。しかし25歳の時に事故で頭部を強打し、首から下が不随となってしまう。それ以来、彼は献身的な家族に支えられながら、実家で寝たきりの生活を送ってきた。事故から26年が経った頃、ラモンは自身の人生に終止符を打つことを決意。現在の法律では認められていない尊厳死を実現させるため、支援団体を通じて知り合った弁護士フリアに協力を依頼する。
ネット上の声
- 愛する人が死を望んでいるとしたら・・・。
- 尊厳死を認めてほしい…と願ってしまった
- 僕を本当に愛する人は死なせてくれる人だ
- 視聴者に双方の意見を聞かせ考えさせる
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国スペイン
- 時間125分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演ハビエル・バルデム
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「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル監督が、故郷ラ・マンチャのたくましい女たちの生きざまを郷愁と共に描き出したヒューマン・ドラマ。失業中の夫と15歳の娘を養うライムンダ。伯母の訃報を聞き故郷のラ・マンチャを訪れた彼女は、火事で死んだはずの母親の姿を見たという噂を耳にする。06年のカンヌ国際映画祭では、主演のペネロペ・クルスほか6人の女優たち全員が最優秀女優賞に輝いた。
ネット上の声
- ペネロペ・クルスが「おまえなんでそんな乳でかいねん!」と母親に突っ込まれるシーン
- 母性=愛すること・守ること・許すこと、そして弔うこと
- 女主人公たちを縛り続ける「故郷」という異界
- 【おぞましさ】を断ち切る【したたかさ】
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国スペイン
- 時間120分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ペネロペ・クルス
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ネット上の声
- 主人公がいつまでも帰れないというのはブニュエル映画の不条理に似ている気がするが、
- 討伐隊に参加する後半のシーンから色彩とアクションが一挙に展開される
- u-next配信が終わっていたので、アマゾンでDVD購入
- 帰れず、引き延ばされていく完全に無駄な時間
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国アルゼンチン
- 時間115分
- 監督ルクレシア・マルテル
- 主演ダニエル・ヒメネス・カチョ
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「EUフィルムデーズ2019」(19年5月31日~6月27日=国立映画アーカイブ/6月7~30日=京都府京都文化博物館/7月3~13日=広島市映像文化ライブラリー/7月18~28日=福岡市総合図書館)上映作品。
ネット上の声
- さようならが言えなくて、だと…?宙ぶらりん映画の中でも屈指の作品だと思います
- 余命幾ばくもない父親をめぐり,お互いに話を聞かず善意を押し付け合う姉妹の話
- 父親が病気で倒れ、姉妹はそれぞれ父親のことを思っているが・・・
- リアルに描けば映画になるわけではないということを教えてくれた
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン
- 時間96分
- 監督リノ・エスカレラ
- 主演ナタリー・ポーサ
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「変態村」のファブリス・ドゥ・ベルツ監督が、1940年代に約20人の女性を殺害し死刑となった実在の殺人鬼カップル、マーサ・ベックとレイモンド・フェルナンデスの事件をモデルに撮りあげた狂気のラブストーリー。シングルマザーのグロリアは、出会い系サイトで知り合った男ミシェルに心を奪われる。実はミシェルは寂しい女性の性的欲求を満たして生計を立てる結婚詐欺師だったが、ミシェルの正体を知ってもグロリアの愛は冷めることなく、2人は兄妹と偽って一緒に結婚詐欺を繰り返すように。2人の歪んだ愛はやがて狂気へと変ぼうし、寂しい女性たちを次々と殺害していく。「海を飛ぶ夢」のロラ・ドゥエニャスがグロリア役、「変態村」にも出演したローラン・リュカがミシェル役をそれぞれ演じた。オースティン・ファンタスティック映画祭2014で最優秀作品賞など4部門、ベルギーのアカデミー賞といわれるマグリット映画賞2016で最優秀撮影賞ほか3部門を受賞。
ネット上の声
- ベルギーの闇・三部作という厨二ネームに惹かれました
- R-18にしてでもボカシを消して欲しかった。
- 嫉妬の情念恐いですね
- 狂気に満ちた女の話
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間93分
- 監督ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
- 主演ロラ・ドゥエニャス